静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。
函館の観光スポットといえば五稜郭、函館山が有名ですがまだまだたくさんの歴史を感じる観光スポットもあります。
今回は青函連絡船摩周丸と旧函館区公会堂の2つをご紹介します。
よろしくお願いします。
函館市青函連絡船記念館摩周丸
函館にある有名な坂「八幡坂」の坂の上から見える船をご存知でしょうか。
坂をずーっとまっすぐ見下ろすと海があり、そこに浮かんでいる船がこれからご紹介する青函連絡船記念館摩周丸です。
見たことがある方は多いと思いますが、実際にこちらへ訪れた方は少ないかもしれません。
※僕もずっと行って見たかったのですが、今回ようやく見学をすることができました。
名称:函館市青函連絡船記念館 摩周丸
住所:北海道函館市若松町12番地先
電話番号:0138-27-2500
営業時間:4月~10月/8時30分~18時(入館は17時まで) 11月~3月/9時~17時(入館は16時過ぎまで)
休館日:天候、検査、清掃などで休館になる場合あり
※営業時間や休館日は変更になる可能性がございます。
入館料(ここでは通常の入館料をご紹介します。他団体割引、条件によって免除や割引がございます。)
- 一般(大人・大学生):500円
- 児童・生徒(小学生・中学生・高校生):250円
- 幼児・未就学児:無料
アクセスはJR函館駅から徒歩4分と便利な場所にあります。
※もともと函館駅へ着いた人々や青森駅から船で乗ってきた人が行き来するための船なので、駅から近いのは当たり前なのですが(^^;)
摩周丸のある埠頭からは函館山とベイエリアが見えます。
頑張れば八幡坂も見えます…!
受付はこちらの↑階段を上がったところにあるので行きます。
受付にはグッズも売られていました。
中へ入って見学ももちろん楽しみですが、こうして船体を外から眺めるのもまた楽しさの一つです。
受付を済ませて入場しましょう。
昭和レトロ好きにはたまらない!個人的に見どころポイント
僕は昭和の歌とか昭和のものが好きなのですが、この青函連絡船記念館摩周丸もまた魅力的に写る場所でした。
おそらく同じように昭和レトロ好きな方も大好きになる場所だと思います。
とにかく足を踏み入れた瞬間に、運行当時に戻ったような懐かしい気持ちになるのです(≧▽≦)!!
※僕は青函連絡船が運行されていた時はまだいなかったのですが、「こういう風に利用していたんだな」と想いを馳せることができます。
①お馴染みのJRのロゴマークと、国鉄のロゴマークをこうして並んでいるのを見られるのは感動的です。
国鉄マークの味わい深さといったらなんの!!と思いながら見ます。
JRが発足したのは1987(昭和62)年4月、青函連絡船が正式に引退したのは1988(昭和63)年9月ですのでギリギリ1年半の間にJR北海道によって運営されていました。
歴代で活躍した船の模型の紹介や、洞爺丸の事故のことも紹介されています。
②当時使っていた座席や座敷(レプリカ)もあるので乗船体験ができる!衣装体験もできる!
展示室内にあるグリーン指定椅子席もあります。実際掛けてみると座り心地良かったです。
当時の船長や船員の方達の着用していた制服も展示されていました。
またサロンといって休憩スペースには制服の貸出しと撮影スポットがありました。
自分の中で連絡船のイメージといえば、座敷にみんなでくつろぐという感じでした。
今は本州と北海道を行き来するにも、飛行機や新幹線でスイーっと移動できますが昔は鉄道と連絡船を使っていたので移動が大変そうですね。
しかし行くのが大変だからこそ、そういうのも含めて大きな思い出になりそうです。
青函連絡船に実際に乗った方いらっしゃったらコメントいただければ嬉しいです。
ひも結び体験やクイズのコーナーもありました。
歴史を感じられ、とても勉強になる施設です。函館は歴史を勉強できるところがたくさんあるのがまた魅力的ですね。
操縦室では汽笛を鳴らせるボタンもあって、皆さん押すのでひっきりなしになっていました。(笑)
③イルカのシンボルマークがかわいい!
青函連絡船のシンボルマークのイルカは、1977(昭和52)年の就航70周年を記念して作られました。
当時運行していた客船につけられました。津軽海峡で見られるイルカと救命ブイ、波と各船にイメージイラストが描かれていてかわいいです♪
摩周丸は名前にもついている摩周湖のイラストです♪
番外編★
ちなみにですが、青函連絡船のもう一つの発着場の青森にも同じように記念館があります。
名称は青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸といい、僕は2016年5月に訪れていました。
北海道に住んでいながら、先に青森の方の記念館を訪れていたのです(笑)
列車の時間の関係でゆっくりと見られなかったのですが、また青森へ行く機会があれば見学したいです。
2023年4月に青森へ取材旅行へ訪れました。念願の「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」へ訪れた時の記事です!ぜひご覧ください。
二つの記念館を見学してさらに知識を深めるのも良さそうですね。
また行きたいと思える記念館でした。ずっと続いて欲しいです。
旧函館区公会堂
今回函館を訪れたのは2022年10月でしたが、なんと函館山ロープウェイは日中の運行はお休みしているという驚愕の事実を知ったのは、函館駅へ着いてからでした。
以前は夜景を見たので、今回は昼間の景色を見ると決めていたので特に残念に思えました。
失意の中で函館駅からベイエリアにあるハセガワストアまで歩いて昼食を取り、さらにウロウロ歩いて気づけば元町地区まで来ていました。(徒歩にすると30分ほどです)
函館山の基坂を登ったところに建つ旧函館区公会堂は、緑豊かな函館山(10月だったので若干紅葉が進んでいました)に映える外観をしています。
名称:重要文化財 旧函館区公会堂
住所:北海道函館市元町11番13号
電話番号:0138-22-1001
公開時間:4月1日~10月31日 火曜日から金曜日 9:00~18:00 土曜日から月曜日 9:00~19:00/11月1日~3月31日 9:00~17:00
休館日:12月31日~1月3日(その他臨時休館あり)
※公開時間や休業日は変更になる可能性がございます。
入館料(ここでは通常の入館料をご紹介します。他団体割引、条件によって免除や割引がございます。)
- 一般:300円
- 学生・生徒・児童:150円
- 未就学児:無料
他に共通入館券というのがあり、旧函館区公会堂、旧イギリス領事館、北方民族資料館、文学館で見学するとその数に合わせて共通券を購入することもできます。(4館券、3館券、2館券)
アクセスはJR函館駅から車で10分、市電末広町電停下車で徒歩7分、函館バス「公会堂前」下車で徒歩3分です。
旧函館区公会堂は1910(明治43)年に建てられ、1974(昭和49)年に国の重要文化財に指定されました。
もともと函館市内には町会所、商業会議所が1907(明治40)年の函館大火で消失してしまったために建てられました。
館内は「ハイカラで高級感のある」造りになっていて、また調度品も重厚感があり美しかったです。
2018年から2021年春までは保存修理工事がされていました。
ちなみに過去の修理工事ではピンク色に塗られていた時もあったそうです。
※昔のも見てみたかったなぁ…
1911(明治44)年には皇太子(後の大正天皇)がご宿泊されたそうです。
そう思うと身の引き締まる気持ちになりました。
一つ一つが丁寧な造りになっています。一点ものですね。
天井も凝った造りになっていてとても綺麗でした。
大広間からはバルコニーへ行くこともできます。とても見晴らしが良くて、函館のベイエリアや元町地区を眺めることができました。
函館の眺めといえば函館山が有名ですが、こちらからの眺めも良かったのでオススメです。
また、館内は売店や貸衣装館もあり、有料でドレスを着用して見学をしている方もいました。
小さなお子さんもドレスを着てかわいらしかったです。
洋装の他和装もあるようです。
公園のようになっているので散策しやすかったです
旧函館区公会堂や基坂の周辺はペリー広場、旧イギリス領事館、元町公園があり全体で大きな公園のようになっていて、散策してもとても気持ちよかったです。
花壇もありました。
函館市内の景色だけではなく、函館山も近くで見えて贅沢な公園です。
↑函館四天王像でした。今井市右衛門、平田文右衛門、渡邊熊四郎、平塚時蔵です。
旧北海道庁函館支庁庁舎です。中には入りませんでしたが緑色が綺麗な外観です。
↓こちらもすぐ近くにある旧イギリス領事館です。先ほどご紹介した旧函館区公会堂と共通券を使って入ることができる施設です。
中で見学はしませんでしたがカフェもあるようです。外観がこちらもとても素敵です。洋風の中でも和風の雰囲気もありますね。
また裏庭もあってバラが咲いていました。少し歩くだけでもどこか外国へ来たような気分になります。
今度別の記事でもご紹介するつもりですが、周辺はゆっくりとできるカフェやソフトクリーム屋さん、世界で2番目に美味しいメロンパンのお店など観光しながら気軽に立ち寄ることができるところもありました。
歴史も学ぶことができて良かったのでオススメです。
今回は、青函連絡船摩周丸と旧函館区公会堂の2つをご紹介をしました。
函館といえば函館山や五稜郭が有名ですが、まだまだ歴史も学ぶことができて楽しく観光できる場所がたくさんあると改めて感じました。
車がない方でも市電やバスを利用すれば訪れることができますし、またたくさん歩いてもまったく苦にならないのでぶらりと歩くのにとてもオススメです。
今回の記事が、皆さんの函館観光の参考になれれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
終
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