青森に来たら絶対に訪れてほしいスポット!青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

旅行

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静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、青森県青森市にある「青函連絡船船メモリアルシップ 八甲田丸」へ訪れたときのことをご紹介します。

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はじめに 八甲田丸を見学した経緯

こちらの項目は、飛ばしてお読みいただいても大丈夫です。

実は2016年5月に一度、こちらの八甲田丸には見学に訪れていました。充実した展示物だったのにも関わらず、帰りのJRの時間が迫っていたため、なんと30分以内で見学を済ませていました(しかも北海道から日帰りで来ていました(笑))。

今回はしっかりと見直したいことと、函館市にもある「青函連絡船記念館摩周丸」との見比べもしたいと思い、再び訪れた次第です。

ちなみに、摩周丸の方は2022年10月に見学のために訪れていました。最後にまた詳しくご紹介します。

北海道札幌市から1泊2日の旅行で来ていました。この日はアスパム青森、青い海公園、また前日には青森県立美術館に訪れていてとても充実した旅行となっています。

八甲田丸の概要紹介

名称:青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸

住所:青森県青森市柳川1丁目112-15地先

電話番号:017-735-8150

開館時間:夏季と冬季で異なる ※後述

休館日:冬季は月曜日 12月31日 1月1日 3月第二週の月曜から金曜

営業時間ですが、夏季と冬季で大きく2つの時期で分かれています。冬季は休館日もあるのでご注意ください!

  • 夏季(4月1日~10月31日) 9:00~19:00(入館受付は18:00まで)
  • 冬季(11月1日~3月31日) 9:00~17:00(入館受付は16:30まで)

観覧料は大人510円、高校生・中学生310円、小学生110円です。また、団体割引や近隣施設(ワラッセ、アスパム青森)の共通券も販売されています。

↓こちらの写真は、アスパム青森の展望台から見た八甲田丸です。遠くから見てもカッコイイです。

アクセスはJR青森駅から徒歩5分とたいへん便利な場所にあります。さすがかつて鉄道と接続して運行していただけあります。JR新青森駅からは車で約20分、青森空港からは車で約30分です。

外観も迫力がある!

132.0mある連絡船は、とても迫力があります!また、青い海に浮かぶ黄色い船体は、映えていて美しいです。スピーカーからは、オシャレなジャズのような音楽も流れています。とても素敵。

機械遺産といった、このような貴重な設備も保存されています。

ここから貨物など引き込んでいたのですね。船の後ろまで線路が繋がっています。人々や物質を運ぶための、北海道と本州を繋ぐ、大動脈だったことがうかがえます。

「これから乗船して、北海道へ渡るぞー!」という気持ちにさせてくれ、とてもワクワク感があります。

また、忘れてはならない歴史を伝える石碑もあります。青函連絡船が戦災に巻き込まれたことは、船内の展示室でも写真などを通して展示されていました。

随所にいるイルカちゃんもかわいらしい

当時就航していた連絡船のシンボルマークのイルカの看板が可愛らしいです。1977(昭和52)年の就航70周年を記念して付けられました。ブイの中には八甲田山系と睡蓮沼の景色のイラストが描かれています。

古さを感じさせません。今のゆるキャラにも通じていますね。

出入口のマットにもイルカちゃんのイラストが。踏むのが可哀想になりました。

後ほどご紹介する車両展示にも、イルカちゃんがいて和みますね。全部で何匹いるか、数えてみたかったです(イルカだけに...)

船内見学の様子~昭和時代にタイムスリップ

扉を開けると、一気に令和の現在から昭和時代にタイムスリップすることができます。まずは受付で入館料を払います。クレジットカードを使うこともできました。また、大きい荷物を持っている場合は預かってくれるそうです。

船内は地上4階、地下1階構造になっていてとても見ごたえがあります。主に階段で移動しますが、エレベーターもあります。

写真では紹介しきれないほど、たくさんの展示物や写真があります。就航当時の匂いというのも残っていて、「こういう感じで乗船していたんだな」と感じることができます。

乗ったことがある方も、そうでない方も懐かしい気持ちになること間違いなしです!

↑こちらの毛布で折った「飾り毛布」は客室のベッドに用意されていたそうです。心遣いを感じさせてくれます。函館の摩周丸にも展示されていました。

船長の制服を着る体験が出来たりもします。また、過去に就航していた連絡船の模型も展示されています。初期の頃に比べると、走行しやすくなったり海水を排水しやすくしたりと、改良されていく様子がよくわかりました。

座席の再現もあったので、座ってみたりすることもできます。

東京から青森、函館、札幌までの所要時間や運賃の移り変わりの表もありました。こうして現在と比べてみると、北海道と本州の行き来がいかに大変だったのかがよくわかります。寝台列車や連絡船を使い方、十数時間~1日かけて移動していたのですね。

今は青函トンネルがあり、新幹線が開通しているのでずいぶんと便利になりました。新幹線を使っても、新函館北斗駅から新青森駅間は約1時間かかるのが驚きですが…津軽海峡は厳しいのですね。

展示されているものすべてが、見学している僕たちに語りかけてくれているように感じました。とはいえ、時間が悪い意味で止まっているというわけではなく、この令和の時代にも「青函連絡船の歴史を伝える」という目的を持って生きています。

元船員の方が写っているポスターもあり、一緒に写真撮影体験をすることもできました。撮ってみましたが、カメラのSDカードの調子が悪くピンボケしてしまいました。

DVD鑑賞 青函ワールドも併設されている

八甲田丸内には、青函連絡船の歴史や八甲田丸の記念館が開館された際の経緯を知ることができる映像を見ることができます。2本ほど種類がありました。

昭和末頃の様子も知ることができました。全然関係ないのですが、この時喉を痛めていたので、途中でむせて大変なことになりました。慌てて映像室を後にした記憶だけが残りました(^^;)

また、昭和30年代の青森市内の様子を再現した「青函ワールド」というのもあります。以前は平成23年までは東京の「船の科学館」の別館「羊蹄丸」で展示されていて、愛媛県新居浜市で移転しました。そこでの一般公開のあとに解体・破棄される予定でしたが、平成24年にこちらへ移設してきました。

移設された時の様子も、映像室で見ることができます。

写真や物があり、昭和30年代の雰囲気が十分に伝わってきます。とても面白く、勉強になるものばかりで「移転してきて良かったなぁ」としみじみしました。

人形も置いてあり、「津軽弁」だと思いますが会話の音声も流れていて、生き生きとした様子を感じました。青森市内も現在はシンプルで洗練されています。それもとても良いですが、昔のちょっとごちゃっとしているけど、人々の活気や温かさがよく伝わるのも魅力的ですね。

昭和らしい字体も、レトロ好きな静原スズカはとても感動してしまいました。

煙突展望台から船旅体験

八甲田丸は、まだまだ楽しむことできます。操縦室を出るとこの素晴らしい景色を見ることができます!青森ベイブリッジ、JR青森駅が見えます。

風が少し冷たかったですが、お天気が良くてさわやかな気分になります。ただし、天候不良や冬季間は閉鎖するので、注意が必要です。

煙突展望台に上ると、普通に船に乗っていたら絶対に見ることができないような景色が見えます。高所恐怖症なので、少し怖さはありましたが、景色綺麗なので平気になりました。

国鉄のロゴマークも魅力的ですね。デッキ内は見学しやすいようにきちんと整備されていて、とても見やすかったです。

操縦室と行き来がしやすいので、操縦している船長の気分になれたり、船旅体験もできます。操縦室の窓から外を見ても、見晴らしが良いですね。

車両展示、船底のエンジンルームの迫力は圧巻

エレベーター、もしくは階段を使って1階にある車両展示を見に行きます。ここは、鉄道ファンの方も楽しめる、かつて活躍していた国鉄車両が展示されています。

このような大きな車両を収容できるので、改めて連絡船の大きさを実感できます。とても広いです。線路が引き込まれているので、可動扉が開くと外からそのまま入れることができます。

ここに貨物を積んで、北海道と本州を行き来していたのですね。

他の階の展示室でも紹介されていましたが、もっと昔の可動扉は開けっ放しで運行されていたとか。海水が入って来て大変そうですね。

気動車キハ82系も展示されています。当時は安全上の理由で、連絡船に乗せることが不可だったそうです。この塗装の感じは、とても懐かしい気持ちになりますね。

客車もあります。中へ入ることはできませんが、外側からでも十分に様子を見ることができます。

連絡船の心臓部でもあるエンジンルームです。精密な機械がたくさんあって、「とにかくすごい」のひと言でした。独特のエンジンの匂いがしました。

このパーツは一つでも欠けたら、船の運行に支障が出てしまうかもしれないと思うと、どれも大事なものなんだと感じました。

ひと通り見終わったので、外へ出ました。1時間半くらいの滞在でした。この後に行きたい海鮮のお店の閉店時間が迫っていたので、少し駆け足になってしまいました。

とても見ごたえのある展示物ばかりでした。

↑先ほどの車両展示のあるだろう場所の、外側から撮った写真です。また、八甲田丸の周辺は広場のようになっていて、石碑もありました。石碑にあるボタンを押すと、石川さゆりさんの名曲「津軽海峡冬景色」が流れるそうです。僕が訪れた時は残念ながら、故障中でした。

青函連絡船に乗っているような体験ができる!1人でも、家族でも楽しめます

今回は、青森県青森市にある「青函連絡船船メモリアルシップ 八甲田丸」へ訪れたときのことをご紹介しました。

紹介した写真はごく一部でしたが、他に当時のきっぷ、看板など本当にたくさんの展示物があり、じっくりすべて見たら1日では足りないくらいの充実した施設となっております。

僕も北海道からですが、また訪れてゆっくり見たいな!と思うくらいです。

1人でも、家族連れでも楽しめます。お子さんも結構来ていました。楽しく学ぶことができる工夫をされています。

昭和レトロ好きな方にも、鉄道ファンの方などなど、幅広い方が楽しめること間違いなし!です。昭和にタイムスリップすることができます。

また、函館市の方にある「青函連絡船記念館摩周丸」の方も合わせて見てみると、より青函連絡船の歴史を知ることができるのでオススメです。静原スズカのまったりブログのこちらの記事で詳しくご紹介しております。ぜひご覧ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

おわり

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