静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。
「日本三景のうちの一つの松島…行ったことないけどどんな場所かな?」、「松島で日帰りでも十分楽しめる回り方を知りたい!」、「仙台観光と一緒に回ってみたいけど、行けるのかな?」
と、松島観光はどのように回ったらいいか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、日本三景の松島にて、仙台から日帰りで観光して回れるモデルコースをご紹介します。
- 松島の一番の絵になる場所!福浦島と福浦橋
- 透かし橋にドキドキ…自分の干支の彫刻を見つけたら楽しいカモ?五大堂
- 伊達政宗の功績は松島でも感じられる!国宝の瑞巌寺
の3か所をご紹介します。みなさんの松島観光の参考になれれば嬉しいです。
松島までのアクセス方法 塩釜港から遊覧船で行くのがオススメ
こちらの項目は読み飛ばしていただいても大丈夫です。
僕は北海道から仙台へ1泊2日の旅行で来ていました。2日目の10時半頃にJR仙台駅を出発して松島へ行く、という結構のんびりとした行程でした。
JR仙石線へ乗って仙台駅から松島海岸駅へ行く方法が一番行きやすいですが(所要時間約50分)、この時は途中の本塩釜駅で下車し、塩釜港から遊覧船に乗って松島まで行きました。
松島の美しい島々を見ながら目的地へ行くことができたので、遊覧船で行く方法もとてもオススメです。
こちらの記事で詳しくご紹介していますので、よろしければご覧ください。
松島の一番絵になる場所!福浦島と福浦橋
みなさんに一番オススメしたいスポットは、これからご紹介する福浦島(ふくうら)と福浦橋です。
何といっても絶景!そして松島の美しい街並みと海が一望できる場所となっています。松島へ来たならば絶対に訪れてほしいです。
福浦島は岸から福浦橋という橋とでつなげられています。「島まで行くなんて、遠くて大変そう…」と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません!
島を一周するならば時間がかかるかもしれませんが、自分の行けるところまででも充分楽しめることができます。
福浦島の基本情報とアクセス紹介
名称:福浦島(ふくうらじま)
住所:宮城県宮城郡松島町松島仙随39-1
電話番号:022-354-3457
営業時間:8:30~17:00(11月~2月は8:30~16:30)
営業時間は変更になる可能性がございます。事前にご確認お願い致します。
福浦橋を渡るのは有料で、料金は大人1名200円(高校生以上) 子ども1名100円となっています。
JR松島海岸駅からは徒歩10分くらい、遊覧船の発着場からは徒歩5分くらいです。発着場からは海の上に浮かぶ赤色の橋が見えると思いますが、それが福浦橋です。そこを目指して歩いて行きましょう。
カフェベイランドという建物がありますが、そこが福浦島への入口となっています。
↓こちらは橋の上から撮影した写真ですが、この右側に茶色い平屋建ての建物があります。こちらがカフェベイランドです。ここから福浦島へ行きましょう。
中は飲み物やソフトクリームも販売されていました。券売機があるので、購入して提示し、入ります。
訪れたのは2月の平日の午後でしたが、続々と渡っていく人、島から戻ってくる人たくさんいました。
とてもお天気が良くてサイコーな景色です。しかし冬は寒いので、暖かくして、夏は日焼け止めクリーム準備すれば日焼け対策は安心です。
橋の長さは252メートルなので、あっさりと到着です。
松島の岩場は白いので、より景色に映えて美しいです。島にはたくさんの木々が生えているので自然の豊かさが感じられます。
↑一番きれいに撮影できた写真です。海に浮かぶボートもさらに良さを引き出しています。ここはちょっとした浜になっているので、海の近くまで行くことができました。
島の中は遊歩道になっています。途中にはお手洗い、お店もあって休憩ポイントもあるのでお散歩のつもりで歩くことができます。
すこし歩くと、弁財天という建物があります。ここの前もちょっとした休憩スポットとなっていて、ベンチが置いてあります。景色もとても綺麗でした。
松島湾にあるさまざなな島が一望できます。正面に見えるのは引通島です。他の島は気軽に行くことはできないので、こうして気軽に訪れることのできる福浦島はありがたいですね。自然を大切にしていきたいです。
さすが日本三景のうちの一つの松島。遊覧船から見ても、海岸から見ても、どの角度から見ても美しいです!歩くだけでリフレッシュしました。
僕たちは島を一周しないで、弁財天のあたりまで行って引き返してきました。20~30分ほどで戻ってくることができたので、お散歩のように行けてとても良かったです。
五大堂 透かし橋にドキドキ
続いては五大堂(五大堂)のご紹介です。五大堂は先ほど訪れた福浦島と、遊覧船の発着場の中間くらいの場所に位置しています。
五大堂の名前の由来は、五大明王像を安置したことからきています。現在の建物は伊達政宗が創建したものですが、なんと最初にあった建物は807年に建立されました。
歴史がすごすぎてピンときませんが、平安時代くらいからこの場所にあったのかと思うと驚きました。
五大明王像は1700年代以降(江戸時代ですね)、33年ごとに開帳されていてそのお姿を見ることができてきたそうです。最近の開帳は2006(平成18)年で、次回は2039年です。
そのときは、開帳の様子のニュースが行われたら注目したいですね。
五大堂の一番のすごい!と思ったのはこの透かし橋です。
松島からはこの橋を渡って五大堂へ向かいます。木造でしっかりとしていますが、それでも足元はスケスケなので渡るのに緊張しました。(^^;)
足を踏み外してハマったら大変です! ※慎重に渡ったので、案外大丈夫でした。
透かし橋はこのような構造になっているので、車椅子やベビーカーで通ることができないのでご注意ください。
五大堂からも、松島の美しい風景を楽しむことができます。
五大堂では参拝し、周囲にも結構人がいたのでササっと退散しました。お堂の周りはくるっと一周できます。この時は見ることができませんでしたが、五大堂には十二支の彫刻が施されています。自分の干支を見つけたら楽しそうですね。
みなさんは訪れたときに、見てみてくださいね。
五大堂の基本情報とアクセス紹介
名称:五大堂(ごだいどう)
住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内111
電話番号:ーーーーー
営業時間:8:30~17:00
営業時間は変更になる可能性がございます。事前にご確認お願い致します。
拝観料は無料となっております。
瑞巌寺 伊達政宗の功績はここでも感じられる
最後に、瑞巌寺(ずいがんじ)へ拝観したときのことをご紹介します。
瑞巌寺は828(天長5)年に建てられました。長い歴史なので、戦国時代に荒れてしまいますが、伊達政宗も関わることによって復興されました。瑞巌寺は別名円福寺とも言われます。
以前の瑞鳳殿を訪れた記事でもすこし触れましたが、伊達政宗は多才で文化面(芸術など)にも気を配っていた一面があります。瑞巌寺の内部にも、その一面がうかがえるきらびやかな装飾を楽しむことができます。
先ほどご紹介した五大堂もですが、松島は歴史が長いことがわかるような建物がたくさんありますね。
瑞巌寺の見どころは「絵が描かれたふすま」です。
瑞巌寺の基本情報とアクセス紹介
名称:瑞巌寺(ずいがんじ)
住所:宮城県宮城郡松島町松島町内91
電話番号:022-354-2023
営業時間:4月~9月/8:30-17:00 10月・3月/8:30-16:30 11月・2月/8:30-16:00 12月~1月/8:30-15:30
営業時間は変更になる可能性がございます。事前にご確認お願い致します。
先ほどご紹介した五大堂からも10分くらいで到着することができます。遊覧船の発着場付近にはこのように、瑞巌寺の案内板も設置されています。
歴史の重みを感じる瑞巌寺!目を見張るふすま絵
国道45号に面して、瑞巌寺へ行くことができる道があります。両脇にはお土産物屋、カフェがあり人通りも結構ありました。
出入口の門をくぐると、壮観な景色の参道が広がります。
立派な杉の木です。かつては約1000本生えていましたが、東日本大震災の津波で被害に遭い、塩害によって約300本伐採されてしまいました。ここでも震災の影響があるのか…と、とても悲しくなりました。
さらに進むと、券売機があります。ここで支払いをして、さらに中へ進んでいきます。
拝観料は大人1名700円(高校生以上) 子ども1名400円 他団体料金などの割引料金があります。
到着しました、瑞巌寺の本堂です。参道から入ってだいぶ奥まっていると感じました。津波被害をまぬがれたのは、やはり昔の人の知識でここの場所に建てたのでしょうか。
本堂の出入口です。このテントのところで靴を脱いで、スリッパに履き替えて中へ入ります。
※ここから先は写真撮影はNGなので、しっかりと目に焼き付けながら見学しました。
中はとても厳かな雰囲気で、静かでした。壁や柱は、長い間経ってできあがった良い意味での古さと重みを感じられます。この松島の場所で、何十年、何百年も見守ってきたのですね。
ふすまに描かれた絵も、とても繊細でした。僕は芸術には疎いほうなのですが、昔の人の描いている姿を少しだけですがイメージすることができました。
歴史的建造物は、歴史好きな人、芸術に興味がある人はもちろんですが、そうでない人にも十分に素晴らしさや昔の人の気迫が感じられますね。とても勉強になります。
本堂を一周するのには10~15分ほどで済みました。
本堂を出て、すぐ近くには瑞巌寺 宝物館 青龍殿という建物もあります。
こちらは瑞巌寺に関する書物、工芸品、出土品、絵画、伊達家に関する品など歴史的にたいへん貴重なものが展示されていました。こちらも出入口の展示品以外撮影は禁止です。
↓こちらは撮影可のものでした。
建物内は地下に展示室があります。瑞巌寺や松島の歴史を、さらに深く感じ取ることができました。
だいたい見終わったので、帰ります。
来るときに通った参道をそのまま歩くのも良いですが、参道の横(来るときには向かって右側、帰るときは向かって左側)には洞窟や観音像があります。せっかくなのでこちらを通るのも良さそうです。
供養するための場所ですが、洞窟に直接掘られた観音像もあり「どうやってここに造ったんだろう?昔の人の技術はやはりすごい…」と思うほどの造りをしています。
上は崖のようになっていて、自然の壮大さの中にも先人たちが造った思いを感じられます。
また、同じ場所には「鰻塚」というのもありました。珍しいですね。
訪れたのは2月の15時過ぎでした。夕方近くで夕日に照らされて、すこし物悲しさも感じたのがまた良かったです。
これで、瑞巌寺を後にしました。
JR松島海岸駅からも近い
14時頃に福浦島から観光を始めて、15時半過ぎに瑞巌寺を見終わりました。最後にもう一度遊覧船の発着場からの海の景色を見て、帰りました。
行きは塩釜港から遊覧船に乗って松島まできましたが、帰りはJR仙石線の松島海岸駅から仙台駅までそのまま乗車しました。
松島海岸駅まで徒歩10分以内で、とても近く行きやすかったです。観光地で駅が近いのは、ありがたいことです。
駅の外観は、和風で落ち着いた見た目をしています。駅構内をゆっくり見たかったのですが、列車の時間が迫っていたのですぐに乗車しました。
自然の豊かな松島から、だんだんと住宅地を通り、最後に仙台へ着くころには列車の中もほぼ満員状態でした。
乗車約40分くらいで、仙台駅へ到着しました。
日帰りで満喫できる松島 仙台観光と一緒に計画しても楽しめる
今回は、日本三景の松島にて、仙台から日帰りで観光して回れるモデルコースをご紹介しました。
- 松島の一番の絵になる場所!福浦島と福浦橋
- 透かし橋にドキドキ…自分の干支の彫刻を見つけたら楽しいカモ?五大堂
- 伊達政宗の功績は松島でも感じられる!国宝の瑞巌寺
の3か所をご紹介しました。
まだまだ松島には見どころがたくさんありますが、お昼頃到着でも十分に観光することができました。
自然と歴史が感じられる松島。海と島々はやはり、一番美しく、日本三景のうちの一つだなと改めて感じられました。
今回の記事が、みなさんの松島観光の参考になれれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり
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