静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、北海道札幌市の隣町にある小樽市の観光名所やグルメ、スイーツのご紹介をします。
ご紹介するのは
- 若鶏時代 なると
- 旧国鉄手宮線
- 小樽運河
- 堺町通り商店街(スヌーピー茶屋、ルタオ)
- 小樽洋菓子 あまとう
の主に5つです。
北海道に住んでいる方には定番のドライブコースですね。
札幌から小樽は日帰りでも行けること、新千歳空港からJRで繋がっていること、そしてコンパクトに観光して回れるので観光客の方にもオススメです。
よろしくお願いします。
アクセス方法 JRと高速バス 高速道路で行けます。
- JR函館本線で札幌駅(または新千歳空港駅)から快速エアポートに乗車
- 札幌駅バスターミナルから高速バスを利用
- 札樽自動車道を利用
今回は、JR新札幌駅から乗って小樽へ行きました(乗車料金は往復で1,940円です)。
新千歳空港駅と小樽駅を結ぶ快速エアポートです。
札幌駅を停車すると一気に乗客が入れ替わります。そして琴似駅、手稲駅を通過してあっという間に小樽市内へ。
札幌~小樽間を結ぶ線路の一番の見どころは、海岸線を通るところです!
小樽市内に入り、銭函駅を通過して小樽築港駅までの間を、真っ青で綺麗な石狩湾を一望できます。
40分ほど乗車してJR小樽駅へ到着です。
快速はここで終点でほとんどの乗客は下車しますが、線路はさらに俱知安駅、長万部駅と続く普通列車もあります。
小樽駅のホームはレトロな趣があって、特にホームへ降り立つと、100年くらい前に一気にタイムスリップしたような感覚になります。
駅を出ると、真っ直ぐ海まで続く道路が迎えてくれます。とても綺麗です。
駅前には中央バスターミナルがあり、ここから市内各所へ行くバスや都市間バスが発着しています。
駅舎もレトロな感じがして良いですね。後ろの森との対比も美しいです。
冬の夕暮れ時に見たらさらに雰囲気がありそうです。
今回は行きませんでしたが、小樽駅のすぐ横には三角市場があり、新鮮な海産物が売られていたり海鮮丼が食べられます。
しかし今回は、あえて海鮮以外の名物をご紹介しようと思い、こちらへ訪れてました。
海鮮が定番!だけど今回は「なると」をオススメ
小樽はあんかけ焼きそば、ルタオのチーズケーキ、ラーメンと色々名物がありますが、若鶏の半身揚げも有名なのです!
小樽市内をはじめとして、道内各地にお店はありますが道外にはないので、観光客の方にはぜひ一度食べていただきたいお店の一つです。
今回ご紹介するのは「若鶏時代 なると」ですが、似たような名前で「小樽 なると屋」というお店もあります。
違いは店名だけで、暖簾分けでできたのが「小樽 なると屋」だったそうです。
※道内各地にお店がある方が「小樽 なると屋」です。「若鶏時代 なると」はここだけなので、ちょっぴり貴重な気分にもなります。
小樽駅から歩いて7~8分くらいで到着します。
ソフトクリームも売られていたり、自動販売機にて半身揚げも売られています。
若鶏時代 なるとのお店の基本情報
店名:若鶏時代なると 本店
住所:北海道小樽市稲穂3丁目16-13
電話番号:0134-32-3280
営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー20:30)
定休日:不定休(お店のHPでお知らせするそうです)
専用駐車場(無料)が9台分、小樽市稲穂駐車場(有料)が9台分がございます。
周辺は市場やお寿司屋さんなど、ちょっとした商店街になっています。
僕が訪れた日は週末のお昼すぎでしたが、大変混みあっていて店内の待合室も待つ人でいっぱいでした。
受付のところで整理券を発行して待ちます。
お持ち帰りもできるので、お土産に買っていく人も多数いました。
店内はとても広く、1階と2階からなっています(2階は宴会場がほとんどのようです)。
小上がり、カウンター席、テーブル席、個室、ボックス席があります。特に小上がりの席はとても広々としていましたが、訪れた日は満席でした。
メニュー紹介~鶏肉メニューだけでなく海鮮系もある!
メニューを見てびっくりしたのはとにかく種類が豊富!なことです。
そして、メニューを決めたら注目カウンターに行き注文して、運んできてもらうスタイルです。
先にお会計を済ませてしまうので、お財布のご準備が必要です。
半身揚げや唐揚げ、チキン南蛮に油淋鶏と鶏肉メニューだけでなく、海鮮丼やお寿司、麵類、天丼、おつまみ系とたくさんあります。
定食もあるので、半身揚げと海鮮丼両方食べたい方にはありがたいですね。
今回は人気ナンバーワンメニューの若鶏半身揚げの単品(980円)にしました~
大きいです!どこから食べていいのか迷ってしまうほどです(^^;)
どのように食べるか迷ってしまいましたが、ここかガブッと豪快にかぶりついていただきます!
皮はパリッパリ!だけど中はジューシーで柔らかくて、夢中になって食べてしまうほどの美味しさ!
程よい塩加減です。
骨の近くに付いているお肉は、より旨みが凝縮されていてサイコーでした。半身揚げならではの良さですね。
あっという間に食べ終わってしまいました。ごちそうさまでした。
観光スポット コンパクトに回れる
お腹いっぱいになったところで、街歩きをしました。
旧手宮線跡 線路を歩いて背徳感を味わう
港の方へ向かって歩くと、線路跡が見えてきました。
旧手宮線跡です。
こちらは日本で3番目に古い線路で、1880年から1985年の約100年間運行されていていました。
小樽が北海道の歴史の中でも古くから発展していたことがうかがえますね。
現在は1.6㎞を遊歩道として歩きやすく整備されています。
また、駅跡もあるので昔の風景に想いを馳せることもできます。
廃線された後でも線路のレールや枕木が残されているのは大変貴重ですね。
道路と交差するところは踏切のようになっているので、歩いていたり運転していたら見間違えてしまいそうです。
普段絶対に立ち寄れない線路内を、手宮線跡では背徳感(?)を味わいながら散策して歩くことができます。
夏には風鈴、冬は雪明かりの道として使われて、季節ごとに変化を見せていて良いです。
小樽運河
手宮線跡からさらに海の方へ歩いて行くと、誰もが一度は写真やテレビで見たことがある風景、小樽運河にたどり着きます。
レンガ倉庫がさらに雰囲気を良くさせていますね。
橋の上はベンチがあったり、段になったりしているので撮影スポットとして賑わっていました。
運河横は階段になっていて、降りて石だたみの道を歩くことができます。
小樽は海の街ということはもちろん有名ですが、山々も結構綺麗に見えるので、訪れた際は海と山、そしてレトロな街並みとセットで眺めることをオススメします。
上手く写真を撮ることはできませんでしたが運河の水路の中は魚も泳いでいました(^^)
また、小樽運河クルーズというものもあり、運河の中や港をクルージングしてくれます。
その日の天候によってもコースなどが変わるそうですが、1時間に1回、約40分運行するそうです。
日中だけでなく夜も運行するので、良い雰囲気を味わえそうですね。
ルタオのカフェ 堺町通り商店街紹介
小樽での観光客の方で賑わっていて、お土産を買ったり街歩きに最適なスポットは、堺町通り商店街という場所です。
約900mの距離の商店街で、小樽運河ターミナル(バスの発着場があります)とメルヘン交差点という場所を結んでいます。
徒歩だと小樽運河からは5分、JR小樽駅からは11分(どちらも小樽運河ターミナル側が近いです)、JR南小樽駅からは8分(メルヘン交差点側が近い)です。
飲食店、お土産屋さん、カフェ、占いのお店…などなどオシャレ、レトロ、個性的なお店が多数並んでいます。
飲食店はやはり海鮮系が多く、お寿司屋や海鮮焼きを楽しめるお店があります。あとはラーメン屋もありました。
旅行、デート、お友達や家族でお出掛け、一人で気ままに歩いたり、そして修学旅行の定番スポットです。
スヌーピー茶屋は、スヌーピー好きの方は必見のお店です。
僕が行った時はもう夕方だったので、カフェは閉店していましたが、カフェメニューだけでもご紹介します。
キャラクターをかたどったメニューがたくさん!スイーツもありました。
店内はスヌーピーのグッズがたくさんそろっていて、小樽や北海道限定とみられるグッズも売られていました。
ここでクリアファイルを購入しました。小樽運河にスヌーピーが立っているイラストです。
旅の思い出になりますね。
たくさんあって迷ってしまう?!ルタオのお店が5店舗集結!
小樽の有名なスイーツといえばやはり、ルタオです。
道内に10店舗あり、そのうち小樽に6店舗、そしてここ堺町通り商店街にはなんと5店舗集結しています。
ルタオのお膝元ですね(≧▽≦)店名と主にどんな商品を中心に取り扱っているかご紹介します。
- 小樽洋菓子舗ルタオ本店…メルヘン交差点にあり、本店なだけあって重厚感ある建物!1階には様々な洋菓子が販売されていて、2階は喫茶室になっています。限定の紅茶や生ドゥーブルフロマージュなどケーキが味わえます
- ルタオ パトス…小樽市内にある中で一番大きな店舗です。1階ではショップとソフトクリーム販売コーナーがあり、2階はカフェです。ランチメニューやスイーツセットが味わえます
- ヌーベルバーグルルタオショコラティエ 小樽本店…ダークトーンな外観で、チョコレートの商品を取り扱っています。生チョコレートもとろけて美味しいですよ(*’▽’)
- ルタオ プラス…小さめの店舗ですが人気商品が揃っています。観光バス停からも近いので、乗る直前にお土産を買うことができます。テイクアウトメニューもあります
- フロマージュデニッシュ デニルタオ…チーズやミルクを使った商品を中心に並ぶお店です。生デニッシュという商品は注目!
各お店で特色があります。今回は、ルタオ パトスの2階にあるカフェでケーキセットをいただきました。
ケーキセット(税込990円)…訪れた時の情報ですが、生ドゥーブルフロマージュ、苺のショートケーキ、クラシックショコラのいずれかから選べます。
僕は名物の生ドゥーブルフロマージュ、飲み物は季節のブレンドティーのホットにしました。
ふんわりとした優しい食感、そしてチーズクリームがさっぱりして美味しいです!
プレートにはマンゴーソースとベリーソースがかけられているので、それを付けながらいただくと酸味もプラスされます。
今回は食べなかったですが、こちらのお店ではもう一つ有名なメニューもあります。
ふわとろフロマージュスフレ パトス(1650円)とふわとろフロマージュスフレ ストロベリー(1540円)です。
スフレパンケーキとクリームソースが別々になっていて、自分でクリームソースをかけてスフレの周りを囲われているフィルムを外すと…ドレスのようにクリームがお皿いっぱいに広がります(*’▽’)
体験型のスイーツなので、見て、体験して、味わってと楽しむことができます。
結構量が多そうだったので次回挑戦したいと思います。
パトスの店舗はカフェも販売コーナーも広々としていて、買い物もしやすかったです。
僕も小樽のルタオを訪れた際は一番利用している店舗です。
おみやげはココ!小樽 洋菓子あまとうのまろんころん
お話が前後してしまいますが、堺町通り商店街へ来る前に先にこちらへ立ち寄りました。
小樽のスイーツでもう一つ忘れてはならないのは、あまとうです。
ルタオが今風な感じのスイーツ店ならば、あまとうは老舗の洋菓子店なので、クラシカルな雰囲気です。
こちらは小樽都通り商店街の中にあります。
小樽にはアーケードの商店街が結構あって、歩いていて迷ってしまいます。
あまとうの喫茶室で以前、「(いちご)クリームぜんざい」を食べてたいへん美味しかったので今回も!と思って行ったら残念…現在は喫茶室は休業中とのことでした(新型コロナウイルスの影響のため)。
以前食べたいちごクリームぜんざいです。ふっかふかのソファで食べたのが忘れられません。
またいずれ再開することを祈っています。
店頭では喫茶メニューを一部テイクアウトも行っているそうですが、今回はお土産のみ買うことにしました。
あまとうで定番商品のマロンコロンを購入しました。
基本の味はアーモンド、チーズ、カカオ、ウォナッツの4種類ですが、お店では限定の味もあってたくさん並んでいました(僕が見た時は抹茶、イチゴ、紅茶などなど)。
迷ってしまうほどの種類の多さですが、今回は紅茶味と、カカオ味を購入しました。
パッケージからクラシカルで上品さを醸し出しています。贈り物にも最適ですね。
マロンコロン 紅茶(260円)
紅茶大好きな人は絶対に買ってしまう味ですよね!
パッケージは赤いですが、ホワイトチョコレートでコーティングされていて色が対照的になっています。
紅茶の茶番が練り込まれています。
割って断面を見ると、3枚のクッキーが層になっています。
紅茶のいい香りがします。
マロンコロン カカオ(260円)
続きまして定番の味のカカオです。こちらも、パッケージと中身の色が対照的になっています。綺麗で見えやすいです。
こちらも周囲はチョコレートでコーティングされています。
中も同じく、3枚のクッキーが層になっています。
味の感想は、チョコレートがガツンときて美味しいです。紅茶の方も、香りが高く、茶葉の食感もしっかりと感じられました。
そしてサクサクとしています。
似ているもので、パールモンドールのモンデリカがありますが、あちらは分厚くてボリューム満点!という感じがします。
パールモンドールのモンデリカについて紹介している記事はこちらです。
こちらは少し薄めですが、その分食べやすかったです。食べやすいので、色んな味をどんどん食べてしまいそうなくらいです(笑)
他の味も買えばよかったなあと思いました。美味しかったです。
札幌の隣町ですが、レトロで歴史ある街でまったく違った雰囲気です
今回は、小樽市の観光名所やグルメ、スイーツのご紹介をしました。
駅から港の間にお店や観光名所が集まっているので、コンパクトで日帰りでもまわりやすいです。
とは言え、車やバスで足を伸ばせば市内各所にまだまだオススメの観光名所があるので、また今後ご紹介していければと思います。
札幌とはまた違い、レトロで歴史があり、それでどこか異国情緒のある街です。
なるとやあまとうは、ここでしか味わうことができないのでオススメです。
今回の記事が、皆さんの小樽の観光の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
終
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