静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、映画「男はつらいよ」シリーズの第21作 寅次郎わが道をゆくのあらすじと感想、印象に残った場面のご紹介をさせていただきます。(^^)/
こちらの作品は何と言っても我らが?SKD(松竹歌劇団)が登場する華やかなシリーズとなっています。
また、ゲストに武田鉄矢さんも出演されて、おもしろい!ストーリーとなっております。
※ストーリーのネタバレもございますので、ご注意ください。
それでは、よろしくお願いします。
映画の基本情報とあらすじ
まずは、公開日など映画の基本情報をご紹介します。
作品名:男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
公開日:1978(昭和53)年8月5日
監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
出演:渥美清 倍賞千恵子 三崎千恵子 前田吟 下條正巳 佐藤蛾次郎 武田鉄矢 木の実ナナ 笠智衆
※敬称略とさせていただきます。
ロケ地:熊本県阿蘇市 南小国町 小国町 山都町 大分県九重町
ストーリーは、
- 寅さんはがとらや帰って来ると、おいちゃんが身体の調子が悪いことを知る。そこからの話が弾んで、寅さんがとらやの跡を継ぐとどうするかという話になる
- その話があまりにも馬鹿馬鹿しく、寅さんはいたたまれなくなり家出
- さくらと博は、朝日印刷の社員旅行で日帰りで浅草のSKDの舞台を観に行き、同級生だった奈々子(木の実ナナ)と再会する
- 熊本、大分方面で旅をする寅さん。どういうわけか反省?の日々を送るなか、地元の冴えない青年 留吉(武田鉄矢)と出会う
- 留吉はすっかり寅さんに魅了されてしまう。一方、宿代を払うお金のない寅さんは柴又へ手紙を書き、さくらが迎えに来る
- さくらと一緒にとらやへ帰った寅さんは、すっかり反省?してお店の手伝いをする。
- 周囲も寅さんが心を入れ替えたと安堵した瞬間、寅さんとも幼馴染でもある奈々子が訪れて、寅さんはあっさりと一目惚れしてしまう...
今回のマドンナは木の実ナナさんです!(*’ω’*)
SKDの踊り子で、竜雷太さん演じる恋人との結婚か、仕事を取るかを悩む女性です。
ところで、SKDのノスタルジックさが半端ないのです・・・
本拠地の浅草劇場、1982(昭和57)年に閉館されたので当時のリアルさが伝わってくる貴重な作品ともなっています。
僕が子どもの頃にこの作品を初めて見たときは、「宝塚(・・?‼」と勘違いしていました。
SKDはセクシーな感じですね♪あと、レビューが主だったのでしょうか。とにかく生で見たことないけど懐かしさ満載です☆
感想
先ほどからしつこいと思われてしまうかもしれませんが、とにかくSKDの存在感に圧倒されてしまいます。(*^▽^*)
僕はレトロな雰囲気が好きなので、踊り子たちの練習所のちょっと寂れた?風景にもテンションが上がりました。
一つ疑問に思ったことがありますが、寅さんが九州の旅先で「反省」したきっかけはどこなのかな?ということでした。(反省と半紙に書いてありました)
確かにとらやでおいちゃんが具合が悪いのに、無神経な発言はしてしまいましたが(^^;)、わりと寅さんにとってはいつものことのような(失礼)とも思えてしまいます。
振られてばかりいる、武田鉄矢さん演じる留吉の姿を自分と重ねて、「惨めだなぁ」と感じたのかもしれないですね。
さくらと奈々子の友情は、見ていてとても「いいな!」と思いました。
2人は暮らしぶりもまったく対照的ですが、信頼している感じがよく伝わります(特に奈々子の方が、もたれかかっている印象がありますが(^^;))
印象に残った場面
ここからは、面白くて印象に残った場面をご紹介します。
前半~中盤
冒頭の夢の場面では、登場の流行っていたもの(SF映画、ピンクレディーのUFO)が使われています。
特にUFOは、劇中でも登場しています(源ちゃんが帝釈天のところで踊っている、満男の描いた絵がUFO)。
寅さんは銀色の出で立ちで、爆笑してしまいました。
とらやでの団欒の場面はほっこりしますが、なにかトラブルが起こらないかハラハラしてしまいますね(^^;)
ケンカした寅さん、夜にもかかわらず家を飛び出してしまいます。寅さんこの時はまだ若いので、夜に旅に出てしまいますね。
旅先の場面では、見事な口上を堪能することができます。
神社でお祭りが行われて、活気が伝わります。
温泉旅館に泊まってゆっくり過ごす姿と、自然の風景には癒されます。
ここで留吉が登場します(*^▽^*)なんと失恋お相手は岡本茉莉さんが演じております。
旅一座の大空小百合を思い出します(^^)/
また、武田鉄矢さんの登場により「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)を思い出します。(*^▽^*)
すっかり寅さんに影響された留吉は、訪ねてきたさくらにも手厚くおもてなしをします。
「諏方さくら様~諏方さくら様~」と連呼して(笑)個人情報ダダ漏れです(笑)
寅さんの味わい?のある「反省」も注目です。
中盤
宅した寅さんとさくら。寅さんは心を入れ替えて、とらやのお店のお手伝いをします。
近所の備後屋さんにも、取ってつけたような挨拶をします(笑)
しかし幼馴染の奈々子の登場によって、寅さんはまた元の生活に逆戻りします。
正直、早っと思ってしまいますね( ゚Д゚)
奈々子のレビューを観てご機嫌な寅さんは、「さくーらさーくーくにー♪」と歌いながら帰宅します。
陽気だなぁ(*^▽^*)
翌日も、わざわざ九州から仕事で訪ねてきた留吉を連れてレビューを観に行くことに。
ちなみに、留吉が東京観光をしたいとのことで、寅さんが「どこへ行きたいのか?」のくだりのセリフがテレビの放送では無音になっています。
夢中になってレビューを観ている留吉の顔がバーンと大写しになるのは圧巻?でした(笑)
中盤~後半
交流を重ねるうちに、奈々子と寅さんの距離は縮んで行きます。
奈々子はいつも忙しそうにとらやを訪ねてきます。(^^;) 本当は、ゆっくりさくらとお話したいでしょうに、(寅さんにも邪魔されてw)なんだかもどかしく思えてしまいます…
奈々子とさくらの性格だけでなく、生活の様子、自宅の様子など全てにおいて対照的なことがわかります。
結婚をしようか、踊り子の仕事を全うするか悩む奈々子は、練習所、実家、とらやのお店、そして自分のアパートへと移動しながら考えています。
ここの辺りの場面は、結構印象に残りました。
所帯じみた実家ととらやのお店の雰囲気、緊張や華やかさのある練習所と自分のアパート。
奈々子の気持ちの移り変わりを表現しているように見えました。
寅さんの懐の深さや、奈々子に対する優しさも伝わりましたが、恋愛というよりは妹を見つめる眼差しのほうが近いのかもしれません。
いつものように?寅さんは最後旅に出てしまいますが、ここでも寅さんらしい愛情が伝わりほろりとしました。
特に、奈々子の引退レビューをこっそりと見に来ていた寅さん…(´;ω;`)
観ているときの背中がとてもかっこよかったです。※惚れました
ちなみに31作の「旅と女と寅次郎」でマドンナの京はるみさんのコンサートではお花を送っていましたね。いやー本当に寅さんは粋で素敵ですね(*^▽^*)
↓ちなみに以前感想の記事を書きました。よかったらご覧ください。

ノスタルジックと、笑いを感じられた作品でした
ここ数作品の「寅次郎純情詩集」、「寅次郎と殿様」は真面目でしんみりとした場面が多かったですが、前作の「寅次郎頑張れ!」に引き続き面白い場面が多い作品という印象でした。
やはり何度も申し上げていますが、SKDという存在が僕にとってとても印象に残りました。
レトロな雰囲気やノスタルジックさを感じたいなーというときにピッタリの作品となっていますし、若い方が見ても「すごい!」と思えるのでオススメです。
この記事を読んでいただいて、共感を持っていただけたり、「おもしろそう~」と思っていただければ嬉しいです。(*^▽^*)
最後までお読みいただきありがとうございました。
終
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