西札幌変電所初訪問!札幌市北区にある巨大送電鉄塔が見どころ!

鉄塔関連

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みなさんこんばんは!鉄塔ファン歴25年の静原スズカです。

本日は、変電所巡りシリーズ第二弾です♪地下鉄南北線とバスを使って西札幌変電所へ訪れた時のことをご紹介していきます。

西札幌変電所は、札幌市北区新川にある大型の変電所です。主に札幌市内の西側と北側の電力供給を行っております。また、室蘭から来る送電線と、当別から来る送電線の引き渡しも行っているので、高圧電線と高圧鉄塔が立ち並んでいるのが見どころです!!昔から車で通りかかった際に見ていましたが、ものすごい迫力ある鉄塔が立ち並んでいます。実際に近寄って見るのは初めてなので、楽しみです。

訪れたと言っても、中へ入って見学とかではなく、外側からぐるっと歩いて一周して、写真をひたすら撮る!といった感じです。(;’∀’)

初めて行く場所なので、どれくらい時間がかかるのかまだわからなかったので、早めに出発しました。バスを利用する時は、余裕を持って出発が必要ですね。

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まずは地下鉄とバスを使って向かいます

まずは地下鉄南北線北24条駅へ行きます。

このクリーム色のホームの壁に温かみがあります。

初めて降りた駅です。1971年、南北線が開通した当初は、北の終着駅でした。今年でちょうど50年ですね。1978年に延伸して、現在の終着駅は麻生駅です。

駅直結のバスターミナルへ。次々とバスがやってきます。札幌駅からくるバスをはじめ、東区方面や北区方面と幅広い路線をカバーしている印象です。朝や夕方の通勤時間帯は、ものすごい人が行きかうのでしょうね。日中でも、人が多い印象でした。

レトロな感じの駅ビル内にあるバスターミナル。タイルとか壁が丁寧な造りです。こういう雰囲気好きです。

古さはありますが、丁寧な造りなので老朽化とかはまったく感じません。むしろ味があって好きです。

そしてバスへ乗車します。

終点の手稲高校へ向かって発車しました。環状通を通って、札幌北高校、武蔵女子短大の間を通過します。そして琴似川の橋を渡って、しばらく川沿いに走行します。JR学園都市線(札沼線)、札樽自動車道と交差します。後から知ったのですが、途中で琴似発寒川と合流して、新川になるのですね。ここはオリンピックでマラソンのコースの候補になっていましたね。色々ありましたが、走りやすそうな道路です。

バスで10分近く走って、新川にあるコーチャンフォーの手前の通りで右折します。だんだんと、鉄塔が多くなってきました。鉄塔が増えてきたら、変電所があるよーという合図です♪

車でドライブした時に通ったという記憶がありますが、バスから、こうして意識して見る鉄塔たちと景色は、またひと味違いました。

この訪れた日はまだ6月の初旬だったので、新緑と青空が気持ちよかったです。一番いい季節ですね。

↓この鉄塔は新琴似線です。バスから見たので銘板を確認することはできませんでした。この終点がこれから向かう西札幌変電所です。

バス車内から撮りました

到着しました

乗車して20分ほど経ちました。変電所の目の前にある停留所、西札幌変電所へ到着です。

住所:札幌市北区新川西1条2丁目1

バスの時間が小刻みにあるので、交通の便も良いですね。

工場地帯と、住宅街の間にある西札幌変電所。新しくて綺麗なお家が周りに並んでいました。

逆光で黒く見えますが、紅白の電波塔です。

まず迎えてくれたのは、このどーーーんと(/・ω・)/そびえ立つ電波塔(/・ω・)/

この電波塔、調べたところデジタルテレビの宮の沢中継局でした。テレビ放送の電波を放つために大きいのですね。

画像の右側にかつての手稲線がありました。

少しピンボケしてしまっていますが、変電所の全体を撮影しました。札幌市内の西区、北区、東区の電力供給だけでなく、当別の変電所、そして中山峠を越えて室蘭の変電所へと繋がっています。

  • 室蘭から双葉開閉所、中山峠、西区にある西野変電所からはるばるやってきた!!道央北幹線(素通りして、当別まで)と室蘭西幹線→そしてここが終点
  • 西区琴似周辺の電力供給はお任せ☆琴似線
  • 北区茨戸まで電力を運びます(*’▽’)茨戸線
  • 工場地帯の電力を担う!!豊平製鋼線(最初は、豊平区と何か関係があるのか?と勘違いしていました)
  • 北区新琴似方面を走ります…新琴似線
  • 当別まで雄大に立ち並んでいる!!西札幌線(ここがスタート鉄塔?)と道央北幹線

…鉄塔探索は初めてなので、名前と行き先が違ったらごめんなさい💦あとは10年まであった手稲線がありました。今は跡形もなくなっています。

道央北幹線、室蘭西幹線、西札幌線は共架鉄塔、ここではドッキング鉄塔と勝手に呼んでいます。二つの送電線が一緒になっておりますので、とても大きいです。もちろん、紅白色に塗られた鉄塔です。

左に見える鉄塔は、室蘭西幹線の終点であり、西札幌線の起点であり道央北幹線とのドッキング鉄塔です。

手稲山も奥に見えます。ここまで来ると、近くに見えます。画像右端のドッキング鉄塔は、豊平製鋼線と琴似線です。

電力が大きいからか、歩道から離れた位置にあります。

ジリジリと、電気を送る音が聞こえてきました。白い銘板がうっすらと見えますが、双眼鏡を持ってくれば良かったです。

肉眼では厳しいです。。

存在感があります。

特にこちらの鉄塔、室蘭を出発して、京極町、中山峠と険しい山々を越えてやってきた(やって行く?)鉄塔です。そしてさらに、北区の茨戸、石狩、そして石狩川を越えて当別にある変電所へ続きます。そう思うと、堂々として見えます。

運んでいる電力が大規模なので、太くて重厚感があります。市内でも指折りの大型の鉄塔です。ドッキング鉄塔が多いですね。場所を取るので、共架にしたのでしょう。

二つの鉄塔は、大きさはだいぶ違いますがどちらも大事な役割です

鉄塔の大群です。どこまでも真っ直ぐごっちゃーと続いていますね。向かって右横の茨戸へ行く鉄塔は小さく、架空地線なく、てっぺんが平坦な鉄塔ですね。一番の見どころですね♪

高圧の鉄塔は基本、がいしがVの字で吊られていることが多いですね。電線も太いので、二つのがいしで吊り上げでいるのです。電線の垂れ下がり具合も大きいので、相関スペーサで繋ぎ止めています。これで冬に、雪が降って電線に付着しても安心です。

鉄骨の太さも、だいぶ違いがあります。

小さい鉄塔横にちょこっと立っています。柵はありませんでしたが、私有地なのか?近づくことは難しかったです。大きい鉄塔へつなげられていて、さらに電力を供給していきます。大人と子どもが手をつないでいるように見えます。かわいいです。

この小さい鉄塔の銘板の確認さえ取れれば…室蘭西幹線または西札幌線のどちらかです。架空地線は設置されています。

複雑怪奇でこれまた魅力です。

豊平製鋼線と琴似線のドッキング鉄塔です。こちらは耐張鉄塔です。架空地線、折れ曲がっていますね…画像の向かって左側が変電所になっていて、電線を引き込んでいます。この先は環境調和型鉄塔になっていました。やはり、鉄塔を設置する場所がなかったのでしょう。スリムにして最低限の場所を使っています。画像がなくてすみません。そして、二つの送電線はそれぞれの行き先へと続いていきます。

変電所の規模がとても大きいので、歩道と柵と、鉄塔たちの間はだいぶ離れている印象でした。また、片側は住宅街なので、一切鉄塔がありませんでした。もう片側の工場の場所に集中して送電線と鉄塔が設置されています。それによって、ドッキング鉄塔を採用したのでしょう。

一方、豊平区月寒にある南札幌変電所はこの変電所よりは小さいので、近く感じました。また、鉄塔も四方に広がっているので、ドッキング鉄塔はなかったです。

ここの変電所は、周囲は歩道があるので、一周することは可能性でした。ただ、木々に囲まれて途中はまったく見えなくなりました。(笑)

30分程滞在して、バスで引き返しました。

本日のまとめと反省です。

本日は、札幌市北区の新川西ある西札幌変電所へ訪問したときのことを紹介いたしました。

3つ反省点ができました。

  • 出発前に下調べをするべきでした。やはり大規模な変電所、通っている送電線の数が多く、どの鉄塔がどこから来て、どこまで続いているのかを知識を入れておけば、調査もスムーズにできました。
  • 双眼鏡は必須でした。普段目にする鉄塔は、中規模なので肉眼でも確認できますが、大規模鉄塔には圧倒されてしまったので、近寄りがたかったです。また、草ボーボーなので、尚更双眼鏡を持って行くべきでした。
  • 変電所だけではなく、周りの鉄塔の観察もするべきでした。変電所そばの鉄塔ばかりを写真に撮ってしまいましたが、少し離れた鉄塔も撮影すれば、より調査内容を充実させることができました。

しかし、この反省点は、次への課題繋げることができます。もう一度訪問して、より細かく調べて、記事を充実させていきます!!

まだまだつたない記事ですが、今後に活かしていきます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(^▽^)

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