北海道鉄道乗車記 特急おおぞらと花咲線車窓紹介 札幌~釧路~根室

旅行

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静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。

今回はHOKKKAIDO LOVE!!6日間周遊パスというフリーきっぷを利用して、北海道内をJRの旅で廻った時のことをご紹介します。

まずは札幌~釧路~根室~釧路の旅です(日帰り)。

特急おおぞらを使って釧路駅へ行き、そこから快速ノサップへ乗り換えて根室駅へ行き、また折り返しのに乗って釧路駅へ戻ってきました。

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最初に…HOKKAIDO LOVE!!6日間周遊パスのご紹介

料金は12,000円で、北海道内の路線の自由席が乗り放題で、特急の指定席も4回までは利用することができます。

利用期間は6日間、これは買わずにはいられない大変お得なきっぷです!

このフリーきっぷについて詳しく紹介している記事もありますので、よろしければご覧ください。

HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス 2022年度 北海道内をJRで乗りまくる! 買い方や特典紹介
静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、北海道で旅行したい方!JRに乗って旅をしたい方!はぜひ買いましょうなオススメのきっぷのご紹介です。2022年9月2日~2023年1月31日までの間に利用...

僕は今回の旅行で

  • 新札幌駅~釧路駅までの特急おおぞら(片道)指定席…9,990円
  • 釧路駅~根室駅までの普通列車(往復)…5,720円
  • 釧路駅~網走駅までの普通列車(片道)…4,070円
  • 網走駅~札幌駅までの特急オホーツク(片道)指定席…10,540円
  • 新札幌駅~南千歳駅までの特急おおぞら(片道)…750円
  • 南千歳駅~新札幌駅までの快速エアポート(片道)…750円
  • 新札幌駅~函館駅までの特急北斗(往復)指定席2回…18,880円

でJRを利用しました。

普通に利用しているとかかる運賃を計算すると、50,700円分利用したことになります。

半端ないほど利用していますね(^^;)

旅の始まりは新札幌~釧路 特急おおぞら

6時56分の札幌発釧路行きの特急おおぞらに乗車するべく新札幌駅へ行きました。

特急おおぞらは停車駅は札幌、新札幌、南千歳、追分、新夕張、占冠、トマム、新得、十勝清水、芽室、帯広、池田、浦幌、白糠、釧路です。

所要時間は約4時間13分です。

旅の始まりはいつもここからです
朝日に照らされる列車。眩しい~!

座席は会社員の方がほとんどでした。旅行客の方もちらほらいます。

ここから南千歳駅までノンストップですが、北広島駅、恵庭駅、千歳駅を通過時は学生や通勤の人々がたくさんいました。

函館本線、千歳線、石勝線、根室本線を疾走するおおぞらですが、新夕張駅を過ぎた辺りからトンネルを通過します。

新夕張駅です。

日高山脈を通るためですが、とにかく長大トンネルが多かったです。

石勝線は1981(昭和56)年に全通したという比較的新しい線路なので、トンネルを掘る技術が発達したんだなーと少し感動を覚えながら通りました。

※それ以前は札幌駅から十勝・釧路・根室方面へ行くのは旭川駅や滝川駅を通過していたと言うので驚きです。。

この時の便は占冠は通過してあっという間にトマムに到着です。駅と駅の間隔も大きいのでワープした気分になります。

もう道東に突入です。

新得駅です。

新得駅で久しぶりに見かける普通列車です。

新得駅…駅看板が薄かったです(^^;)

列車は再び十勝清水、芽室を通過して約30分間ノンストップで帯広へ向かいます。

再び景色が開けてきて、「道東へ突入したんだな」と感じさせる広大な大地が始まります。

市街地が広がってきて、9時18分に帯広へ到着しました。

長崎屋の看板が見えます。

高架を通過すると都会へ来たという実感がわきます。

約2時間半で帯広へ来られるとは。僕は帯広を観光したことがないのですが、札幌から日帰りでも十分に楽しむことができますね。

次は特急とかちで来たいです。

普通列車も待っていました。

帯広駅では半分くらいの乗客が降りて行きましたが、それとは入れ替えにまた新しい乗客がきました。

釧路へ向けて再び出発です。

そして大きな川をいくつか通過します。写真のは後から調べてみると札内川だったようです。

上りの列車とのすれ違いのために、途中利別駅で一旦停車しました。

心霊写真みたいですが私の手が映っているだけです。怖くないです(*’▽’)

利別駅の後に列車は線路を大きくカーブしましたが、車体の振り子を実感しました(笑)

次の停車駅の池田の次は、再びノンストップで終点の釧路を目指します。

ちょうど保線作業員の方も映り込みました

厚内駅、音別駅あたりで列車は、山から海側へ方向を変えて進んで行きます。

太平洋が広がってきました。

ガラッと景色が変わって、その移り変わりを楽しむのも乗り鉄の旅の醍醐味です。

太平洋はただただ、広さを感じさせてくれます。

沖合では漁船やフェリーがいました。フェリーは釧路発着ですね。普段なかなか見る機会がないのでテンションが上がります。

住宅や建物が増えて来たので、釧路へ近づいて来たんだなと思っているうちにあっという間に釧路駅へ。

10時57分、釧路駅へ到着しました~!

ゆっくり見たいのですが、次の乗り換えの時間まで15分ほどしかないので急いで乗り換えます。

ちなみに、お手洗いへ行くために一度改札を出ました。駅の中をゆっくり見るのはまた後ほどです。

とりあえず特急おおぞらにお別れです、お世話になりました。

なんだか懐かしさを感じる看板です、かわいい

釧路~根室 根室本線

さてさて!ここからは本腰を入れて乗り鉄になりますよー。といった感じで気合いを入れて乗り換えです。

根室方面へのホームは一旦、地下通路を通って再びホームへ上がって行きます。

発車時刻が迫ってきています。

一両の車両なので、混雑しているんだろうな…と思ったら想像以上に混んでいて少しびっくりしました。

花咲線の愛称の根室本線 ルパン三世のラッピング車両

ルパン三世のラッピング車両がお出迎えです。

根室本線沿線にある浜中町は、ルパン三世の作者のモンキーパンチさんの出身地です。

こちらの「ルパン三世ラッピングトレイン」は2012年から運行されているそうです。

根室本線のご紹介

根室本線は滝川駅~帯広駅~釧路駅~根室駅を結ぶ全長443.8㎞(北海道一長い鉄道路線!)の区間です。

全通は1921年なので、ちょうど100年が計画しました。JRの線路で日本最東端の路線となっています。

根室本線のうち、釧路駅~根室駅間(135.4㎞)は通称花咲線と呼ばれています。

滝川駅~新得駅(東鹿越駅~新得駅は2016年の災害のため運休中)、そしてこの花咲線の区間はなかなか厳しい経営状況です。

将来的にどうなるかはまだわかりませんが、大事に嚙みしめながら乗車しました。

α6400で撮りました♪

この時乗ったのは快速ノサップだったので途中7つの駅を通過しながらの運行です。

11時12分、終点の根室駅へ向かって出発です!

混雑していたので、通路側に座ったことで車窓を撮影することができませんでしたが、しっかりと目に焼き付けることはできました。

車内の天井には扇風機が。そして国鉄マークです。(≧▽≦)

また、座席は前後半分ずつで向かい合っていて回転はできないタイプでした。

行きは進行方向とは逆向きに座りました★乗客は地元の方、鉄道ファンの方が多かったです。

釧路駅、東釧路駅を過ぎると途端に山や森の中の景色へと変わります。

ガタゴトと揺られながらゆっくりと走っていきます。

門静駅の辺りから厚岸駅までは久しぶりの太平洋で、厚岸湾を見ながら走行します。

11時59分、厚岸駅へ到着すると少し乗客の乗り降りがありました。

厚岸といえばカキです。途中下車して食べに行きたかったです(^^;)

厚岸湖、そして別寒辺牛(べかんべうし)湿原を走行しながら内陸部へ進んでいきます!

帰りの車窓から撮影しました

チライカリベツ川に沿って走行する列車ですが、よくぞここに線路を作ったなあ~!と感動しました。

まさしく絶景ポイントです。幻想的な気持ちになりました。と同時に、工事の時に地盤とかで大変だったのでは(^^;)とも心配になりました。(笑)

厚岸駅の後は茶内駅、浜中駅、厚床駅、落石駅を停車していよいよ根室駅へ向かいます。

落石駅へ向かうと再び太平洋が見えてきました。

根室方面へ進むと酪農らしきお家が増えてきて、牛もたくさんいました。

滞在時間僅か12分!最東端の有人駅根室到着

13時22分、釧路駅から2時間10分で根室駅へ到着しました~!

本当の本当の終着駅です。乗車した新札幌駅から6時間26分、走行距離約400㎞の長旅でした。

ここまで来ると感動レベルです😢✨

しかしながら喜びも束の間、滞在時間わず12分で折り返しのに乗って釧路駅へ戻ります(笑)

なぜかと言いますと、この後に釧路駅で乗り換えて、その日のうちに網走駅へ行くという強行突破を目指していたのです(笑)

お手洗いへ行って、駅舎を眺めるのみという寂しすぎる根室観光です。

※もはや観光とは言えないレベルです💦

朝日に一番近い街です。

爽やかな黄緑色の駅舎、黄色いポスト。とてもいいですね。

根室駅前の風景です。ずっと来たかった根室、空気が美味しすぎました。

駅弁のさんま弁当はほとんど売り切れていました。

根室のタイエー、エスカロップ、納沙布岬、車石と行きたいところ、食べたいものたくさんあって後ろ髪を引かれる思いでしたが折り返しのに乗ります!

再び改札へ入ります。限られた時間の中でたくさん写真を撮ります。

日本最東端の有人駅です。

またまたお世話になる車両の写真です。

13時34分、釧路駅へ向かって出発です!

根室本線(花咲線)の車窓紹介

折り返しは各駅停車なので少しゆっくりめの、2時間30分の旅です。

東根室駅、西和田駅、昆布盛駅、落石駅と停車しました。

広大でなだらかな斜面を走る車両。乗っているこちらも広々とした気分になります。

次の停車駅の別当賀(べっとが)駅です。初めて聞きましたがなんだかカッコイイ地名です。

なんと近年では1日利用者数が平均2人以下らしいです。

↑別当賀駅舎です。車掌車を改造した駅舎で、以前乗ったJR札沼線の駅舎を思い出しました。

次は厚床(あっとこ)駅です。ここまでだいぶ進んだようですがまだ根室市内です。広くてびっくりです(^^)

駅舎が少し大きめだなと思い調べてみると、ここの駅はかつて標津線の支線が分岐していたのです。

JR釧網本線の標茶駅から分岐し、根室標津駅に至る標津線の本線にある中標津駅とこちらの厚床駅を支線として繋いでいました。

根室と網走の移動の際は、釧路を経由しなくても行くことができて便利ですね。

しかし残念ながら1989(平成元)年に廃止になってしまいました。

厚床駅駅舎

姉別駅、浜中駅の次は茶内駅に到着しました。

次の厚岸駅に向かっていますが、ここの間には糸魚沢駅がありました。

2015年には新駅舎も開設されましたが、残念ながら2022年3月に廃止になってしまいました。

今から半年前ですね、もう一歩早く訪れていれば…と少し残念な気持ちになりました。

ここからはα6400のカメラ再び登場です。低い木々の間に敷かれている線路です。

秋の綺麗だけど、少し物悲しさのある日差しが照らしています。

別寒辺牛湿原再び走行します。

そして厚岸湖が見えてきました。

カモメも翔んでいます

ここで名産のカキを育てているのですね。いつか訪れて食べたいです。

写真の奥には赤い厚岸大橋と厚岸の街並みが見えます。

そして15時04分に厚岸駅に到着です。やはり乗客の乗り降りが多かったです。

厚岸駅を過ぎて可愛い字体の門静(もんしず)駅です。♪

尾幌(おぼろ)駅、上尾幌(かみおぼろ)駅を停車して別保(べっぽ)駅です。

釧路町まで来て終点までもう少しです!

武佐(むさ)駅、東釧路駅です。二つの駅はすごく近く感じます。

東釧路駅はこの後乗り換えをしたのでまた後で♪と思いながら停車しました。

住宅街やスーパーが周りにあります。下校時間なのか高校生が乗ってきました。

地元の方の日常が垣間見えていいですね。

釧路川を渡っていよいよ終着駅、釧路駅へ到着しました~!

11時12分に根室駅へ向かって出発し、13時34分に根室駅を出発、そして15時53分に釧路駅へ到着です。

約4時間40分の花咲線の旅でした。

心の底から「戻ってきた~!!」という気持ちになりました。

釧路駅のホームです。

花咲線の移り行く景色はとても素敵!別寒辺牛湿原は特に見てほしいです!

長くなってしまいましたが、今回はHOKKKAIDO LOVE!!6日間周遊パスというフリーきっぷを利用して、札幌~釧路~根室~釧路のJRの旅をした時のことをご紹介しました。

特急おおぞらは札幌~帯広~釧路を疾走してとてもかっこよかったですし、花咲線はゆったりとした時間を感じながら、移り行く景色を見ていてとても充実した時間を過ごすことができました。

特に別寒辺牛湿原を走る瞬間は「ここに線路を作ったとは...すごいなぁ」や、自然の美しさを感じながら旅をすることができました。

もしこの記事を読んで、「行ってみたいな」とか「以前行ったけどまた乗りに行きたいな」と思っていただければ嬉しいです。

※しかし、宿泊すれば観光も楽しめたなと痛感しています(^^;)

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回予告!夕暮れの時間に釧路から網走へ出発★釧網本線の旅

次回は、釧路駅に到着した喜びもつかの間、釧網本線に乗り換えて網走駅へ向かいます!

  • 釧路の夕日はとてもキレイ!大地がオレンジ色に
  • 線路脇にキツネが!釧路湿原を警笛を鳴らしながら走る普通列車
  • 周囲は闇夜に!聞いたことがある駅名に感動(川湯温泉、摩周、知床斜里)!
  • 網走まであとどれくらい( ;∀;)?お尻が限界の3時間20分の旅

でお送りいたします。

ぜひ次回の記事もお読みいただければ嬉しいです。

北海道鉄道乗車記 釧網本線 釧路~網走 有名な観光地を縦断する線路
静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。HOKKAIDO LOVE!!6日間周遊パスを使って乗り鉄をする旅の第二弾の記事です。第一弾の花咲線に乗った時の記事はこちらです。釧網本線を使って、...

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