みなさんこんばんは!鉄塔ファン歴25年の静原スズカです。
本日は、札幌市豊平区月寒東にある南札幌変電所から、同じく福住にある札幌ドームの横を通過する、鉄塔西岡線の撮影と追跡したときのことをご紹介させていただきます!!
札幌ドームは、東京オリンピックの女子サッカーの試合の会場でもありますね。この訪れた日はまだ開幕前でしたが、話題のタイミングも良かったので札幌ドームの写真とともに紹介します。
それでは、本日もよろしくお願いします!!
南札幌変電所ってどんな変電所(・・?
南札幌変電所は、以前の記事でも紹介させていただきました。
住所:札幌市豊平区月寒東3条16丁目14‐1
最寄り駅:地下鉄東豊線福住駅から徒歩19分です…
主に札幌南部の電力の送電をになっています。主な送電線は、
- 十勝の足寄にある変電所とを繋ぐ十勝幹線
- 札幌の隣町、江別にある変電所とを繋ぐ南札幌幹線
- 札幌市内の苗穂にある変電所とを繋ぐ札幌連絡線
- 札幌の隣町、北広島にある変電所とを繋ぐ千歳線(まだ未確認ですが、名前の通りその後千歳市へと繋がっています)
- 札幌市内の月寒にある変電所と繋ぐ、この中では一番短い月寒線
- 札幌市内の澄川にある開閉所とを繋ぐ西岡線
の6つの送電線の引き渡しを行っています。今回は、6.の西岡線を追跡しました。
周囲は住宅街に囲まれています。北野通がすぐ近くを通っていますが、すごく静かな印象です。
↑西岡線のスタートの鉄塔です。直角になっている角度鉄塔です。南札幌変電所の中では唯一、北野通を横断して送電線を繋げています。よおし!!これから南区澄川まで送るぞ!!というのが伝わってきます。(僕だけかもしれませんが)
ちょっと名前が、慣れていないとごっちゃになってしまいますね。月寒と澄川を繋ぐけど西岡線。それは、この送電線の途中で豊平区西岡の住宅街を堂々と縦断して行くからです。
近くにある、北野通沿いの八紘学園から撮影しました。紅白の電波塔が見えます。
西岡線の追跡開始です、ちょっとかわいい?ス●ーピーのような形をした鉄塔たち
先ほどの西岡線スタート鉄塔から、次の鉄塔です。なんだか丸っこいかわいい形をしています。自分の中では●ヌーピー鉄塔と呼んでいます。(笑) なぜなら、鉄塔自体に丸みを帯びていて、がいしがスヌー●ーの耳に見えるからです。
ちなみに、手前にはラウネナイ川という川が流れています。ここの土手で、カラスが三羽、寝そべっていました。暑いからか、クターっとしていました。あんな姿、初めて見ました。(笑) さすがに、写真は撮らなかったですが...
青空と緑と、そして鉄塔とのコントラストがきれいです。
ここの鉄塔に接近してみます。画像からは切れていますが、左側に北野通が通っています。この道は何度も利用していますが、、一歩住宅街へ入るのは初めてなのです。
民家のお庭の中にありました。お庭は、植木できれいになっております。鉄塔も嬉しそうに見えます。できるだけ怪しまれないように気を付けました。銘板を確認したいので、そーっと探します。
肉眼で、銘板の確認ができました。西岡線 二三号 昭54.3 と記載されています。そうか、澄川開閉所が起点で、南札幌変電所が終点ということがわかりました。西岡線は、24つの鉄塔で繋がっているのですね。民家なので、結界に入ることはできませんでした。
次の鉄塔を目指して歩きます。
次の22号鉄塔をを目指します。ラウネナイ川をまたいで送電線が通っていますね。ネットをかぶっている鉄塔だということが、遠くからでもわかります。
真横から撮ると、鉄塔のフォルムの“濃さ”がよくわかります。マニアックですね…
到着しました。空き地に立っていて、柵もないので結界に入れそうです。が、すぐ両隣にはアパートと民家が建っていたのでやめました。しかも、向こう側には作業をしている人もいました。(;’∀’) 鉄塔がネットをかぶっているのは、敷地内に人がいる時に雪や氷が落下して、怪我をするのを防ぐためですね。恐らく、誰かの私有地ですね。
こういう、足元からその次の鉄塔が見える構図もいいですね♪間近で撮影することができました。
銘板を撮影しました。西岡線 二二号 昭54.3 と記載されていますね。建設されて41年が経過しています。少し錆が目立ちます…この頃から、このあたりに住宅街が広がって行ったことが伺えます。札幌の街とともに広がって行った送電線と鉄塔、胸が熱くなります。。。ちょっと違うか(;’∀’)
周囲も撮影しました。
住宅街の隙間から見えました。南札幌変電所の鉄塔たちです。起点の鉄塔たちがごちゃごちゃと重なって見えます。これから、それぞれの道へ進むのですよ…!!
次の21号鉄塔は会社の敷地内に、20号鉄塔はマンションの横に建てられていたので接近はしませんでした。
札幌ドーム目指して、10分ほど歩きます。緩やかな上り坂になっていて、汗がダラダラになりそうです。だんだん、一軒家からマンションが多くなってきました。福住駅の周辺は、大きめのマンションが立ち並んでいます。
札幌ドームと、派手な鉄塔が迎えてくれました♪
札幌ドームへ近づいてきました。南札幌変電所からは16分ほどです。お散歩にちょうどいいです。
住所:札幌市豊平区羊ケ丘1
ドームの屋根が熱そうです。目玉焼きが焼けそうです。。その横に建っているのは19号鉄塔です。おもしろい形をしています。ドーム敷地内なので、銘板を見ることはできませんでした。景観を配慮している造りにも見えます。札幌ドームへスポーツやコンサートを見に来る人々のうち、一体何人がこの鉄塔に注目しているのでしょうか…恐らく、鉄塔マニアだけでしょうね。
歩道橋で繋がっているので、送電線の真下へ行きました。ああ!!今送電線と一体になっている!! そんな気がしました。
札幌ドームのゲート入り口では、オリンピックの関係者か誰かが何人も行き来していました。入り口前には、スタッフのお姉さんもいます。…恥ずかしいなんて言ってられないです。鉄塔のためなら、人の目は気にしません!!(多分誰も見ていない)
後ろを振り返って、20号鉄塔も撮影しました。マンションの目の前に立っています。足元は駐車場か空き地にはなっているので、真横には行けそうです。その先の鉄塔たちが、ごっちゃーと重なって見えます。こういうのも好きです。(笑) そして、この遠慮がちに少しだけ垂れ下がっている送電線がいいですね♪
高圧電線だったら、もっとダラーっと垂れ下がって、パーティーの装飾並みになるのですが。
一つ気になることがあります。がいしがIの字になっているのに、向かって左の真ん中だけはVの字になっております。初めて気がつきました。
なぜなのか…横のマンションに何か配慮したのでしょうか?謎は残りますが、形はおもしろいので良しとします。
西岡線は、懸垂鉄塔のI字吊りが多く、少しだけ小ぶりで丸みを帯びた鉄塔ですね♪かわいい(*’▽’)
角度を変えて撮影しました。十勝幹線が、悠々と繋がっています。遠くからでも、背の高さがわかります。
再び離れた位置から撮影しました。次の18号鉄塔は、普通の形をしています。やはり、19号はドームに合わせるために派手な造りにしたのかと推測してしまいます。(笑)
この日は、福住で用事があったので追跡はここまでにしました。西岡線は、福住の住宅街で角度を変えて、さらに西岡、澄川方面へと続いていきます。この続きも、追跡したいです!!
最後に、歩道橋下の広場です。座れる場所もあるので、散歩の途中で休憩もできますね。ここは、試合やコンサートの時は大勢の人でごった返しています。
訪れた際は、札幌ドームと一緒に鉄塔も観てみるのもオススメします♪歩道橋の上からはより近くに見えます。
本日のお ま け ♡
♡は普段使わないので、違和感があります。
本日の記事は、まとめる…と締めくくるほどではありませんので、かわいい と思った鉄塔の写真を最後にご紹介していきます。
本文中でも、この鉄塔はスヌ●ピーみたいな鉄塔だー!!と言っていましたが、この鉄塔もスヌーピ●度が高い(笑)と分析しております。
うーん、なかなかのかわいさです。ス●ーピーに見える鉄塔とは一体何か?と考えてみました。
- 丸みを帯びている(ギュッと詰まっている)
- 鉄塔自体の背が低め
- てっぺんがとんがっていない
- がいしはI字吊りの懸垂鉄塔
…これを満たせばカワイ子ちゃん鉄塔になるのですね!!鉄塔は四角いので、丸みを帯びている、という表現は少し違う気もしますが、他のに比べたらギュッと詰まっているように見えます。
これからも、おもしろい鉄塔やかわいい?鉄塔があればどんどん紹介していきます。
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
終
コメント