札幌鉄塔探索~澄川開閉所訪問と鉄塔澄川線の最終鉄塔を調査

鉄塔関連

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みなさんこんばんは!鉄塔ファン歴25年の静原スズカです。

本日は、札幌市豊平区にある澄川開閉所と、鉄塔澄川線探索した時のことについて紹介させていただきます。

ちょっと変わった形の鉄塔も登場します!

それでは、よろしくお願いします。

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開閉所とは?

まず、開閉所とは何のためにあるのでしょう…それは、変圧器(電圧を変えるのも)というのがなく、送電線の母線と開閉装置というのだけを設置します。送電線の受電・送電、停止や送電線の故障に対する保護を行う所です。

スイッチを入れたり切ったりする場所です。変電所よりは何だか小さ目なイメージです。

しかし、小さいながらも大事な施設ですね。

澄川変電所と、面白い形の鉄塔(撚架鉄塔に遭遇)

まず、地下鉄南北線澄川駅に到着しました。地下鉄だけど、線路は高架になっているところが面白いです。(*’▽’)

1972(昭和47)年2月の札幌冬季オリンピックの開催に備えて、1971(昭和46)年12月に完成された地下鉄南北線。

南平岸駅、澄川駅、自衛隊前駅、そして南側の終点真駒内駅は高架駅になっています。

もともとあった定山渓鉄道の線路の跡地に沿って作られています。

高架下は、次に紹介する変電所や、駐車場に利用されています。

高架下にあります。

駅からでて、南平岸方面へ向かって歩くとすぐに、澄川変電所というのがありました。

交通局の変電所なので、地下鉄関連の電力を送っているように見えます。

走行している地下鉄も、隙間から見えます。

ふっといコードみたいなのが、変電所から地下鉄高架の線路へ繋がれています。普通の地下鉄なら、コードも地下へ直接繋がれているだろうから、こうして見られるのはちょっと珍しいかもしれません。

札幌市交通局澄川変電所

住所:札幌市南区澄川4条1丁目2-48

もし機会があれば、普通の地下鉄駅の変電所も注意して見ていきます。

ちなみに、この施設のすぐ横に、北海道電力澄川変電所本館という建物もありました。

看板や出入口がなかったので、後に調べた際に判明しました。

住宅街へ入ります。

澄川変電所の道路を挟んで向かい側に、おもしろい形の鉄塔がありました。

なかなかいかつい見た目をしています。

こういう鉄塔、時々見かけますが、撚架鉄塔(ねんがてっとう)と呼ばれるものです。

撚架鉄塔は特殊な鉄塔のうちの一つで、送電線の配列を変更しています。

変電所の近くや、長い送電線の途中にポイントとしてある印象です。

ちなみに、ドラキュラ鉄塔と呼ばれるものもありますが、なんだか複雑な形をしている所は似ていてごっちゃになっています(;’∀’)

↓この鉄塔は別の時に別の場所で遭遇したものです。

こちらもいかつい形をしています。

色々な鉄塔があって面白いなーと思って見ていただければ嬉しいです。(^▽^)/

お話しを戻します。この撚架鉄塔の周りに繋がる鉄塔はなく、この鉄塔一つだけでした。向かいの澄川変電所へと唯一送電線が繋がれていました。

向かい側にはコンビニもあります。

上の画像の、向かって左側の白っぽい建物が先ほど少し紹介した北海道電力澄川変電所です。

建物の向こう側鉄塔があるのですが、そこに送電線が繋がれています。ちょっと見えにくくてすみません。

ちなみに、正面奥のグレーのトンネルは地下鉄南北線の高架です。

何年に建てられたかは確認できませんでした。

銘板確認できました。「澄川支線」と書かれています。支線…ということは、後ほど紹介する「澄川線」と関係がありそうです。

鉄塔の真ん中に、地中へ繋がる電柱のようなものが立っていました。

澄川開閉所に到着しました。

少し坂道になっています。

こちらの画像、画像から切れていますが左側に先ほどの澄川支線の孤独な撚架鉄塔がいます。

なだらかな坂を上がった先に見える鉄塔2基のところに澄川開閉所があります。

結構、マンションが多く立ち並ぶ場所でした。人通りもありました。やはり地下鉄沿線。人口も多そうです。

頭巾を被っているように見えます。
もちろん関係者以外立ち入り禁止です。

澄川開閉所、到着しました。双子みたいなちょっと変わった形の鉄塔が迎えてくれました。

鉄塔は2基のみ、ここからそれぞれ、西岡方面へ繋がる西岡線、平岸方面へ繋がる澄川線となっております。

人の気配はなかったですが、職員の方々は何人くらい働いているのでしょうか。

赤い看板と黒い看板が銘板です。

見えにくいですが、銘板確認できました。この銘板には西岡線1号…と書いていました。

力強い印象があります。

もう少し接近して撮影しました。どちらの鉄塔の電線も、開閉所へと引き込んでいる引留鉄塔に見えます。

金網で見づらかったです。。
少し離れたところから見たらまた違った印象です。

後ろを振り返ると、先ほどの孤独な撚架鉄塔と南北線高架、そして藻岩山も見えます。

画像の赤い○の中にある鉄塔の腕ですが、もともとはここにも送電線が繋がれていたのではと推測しています。

今は鉄塔のてっぺんの架空地線のみが使われています。

澄川、平岸あたりまで来るとグッと山々が近く感じます。

これもまた僕の推測ですが、この澄川開閉所と澄川変電所横の撚架鉄塔は地下の電線で繋がれているのではないかと思いました。

開閉所がいつ設立されたか、地下鉄開通年(1971年)とどちらが先かは分かりませんが、土地の関係で送電線として繋げるよりは地下で繋ぐほうがやりやすかったのでしょう。

北海道電力 澄川開閉所

住所:札幌市豊平区平岸3条18丁目5

公園発見しました(平岸わんぱく公園)

次に南平岸方面へ向かって住宅街をそのまま歩きました。

開閉所を、マンションを挟んですぐ横に公園があり、澄川線の鉄塔もありました。

長いすべり台が楽しそうです。

平岸わんぱく公園といい、坂を利用した公園です。階段を上がると滑り台とブランコがありました。

だいぶ年季が入っていて…レトロな感じでした。

マンションを挟んでとなりに公園があります。

↑先ほどの澄川開閉所双子鉄塔です。

ここからは銘板が確認できませんでした。

開閉所から繋がっている澄川線鉄塔です。角度鉄塔で耐張鉄塔です。

なんだか懐かしい遊具です。子どもの頃よく遊びました…

公園内に他に誰もいないことをいいことに、ターザンロープで遊びました。(≧▽≦)

ただ、遊具の一部が立ち入り禁止にもなっていたので近々改修工事でも行われるのでしょうか。

木々に囲まれて、秘密基地みたいな公園でよかったです。

角度鉄塔は電線をグッと引き寄せています。

公園をでて横のマンション駐車場横に、先ほどの続きの鉄塔がありました。

角度鉄塔が続いています。土地の関係でしょうか?電線を迂回させて繋いています。

真っ直ぐ通すことができれば、鉄塔1基分必要なくなることになります。

鉄塔ファンの立場からすれば、1つでも鉄塔が多いほうが嬉しいです。(^▽^)/

そして、さらに南平岸方面へ目指しますが、本日ここまでとさせていただきます。

本日のまとめ

本日は、札幌市豊平区平岸にある澄川開閉所を中心に、その周辺にある変電施設と鉄塔の紹介をさせていただきました!

ここから平岸の街、美園変電所を経て東区の苗穂変電所まで繋がれています。

また、豊平区の南札幌変電所まで繋がれている西岡線の終点でもあります。

どちらの最終鉄塔も見ることができました。

次回の投稿では、南平岸方面まで歩き、鉄塔追跡はちょっとひと休み。

美味しいランチのお店を紹介させていただきます。

とっても人気店で、ラッキーな出来事にも遭遇できました。

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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