みなさんこんにちは!鉄塔ファン歴25年の静原スズカです。本日は、札幌市の白石区から厚別区、そして北広島市と恵庭市を結ぶサイクリングロードのうち、白石区内を通る白石こころーどで散歩中に遭遇した鉄塔たちをご紹介させていただきます。
新しく買ったミラーレス一眼カメラにて撮影したので、少し加工もしてみました。
僕が購入したカメラは、SONYのα6400(ILCE-6400M)です。パワーズームレンズキット付きで、まだ初心者ですが広角も望遠も対応してて、本格的に写真撮影をすることができます。
鉄塔の情報と共に写真も載せています。
それでは、本日もよろしくお願いします。
白石こころーどの概要と、交差する鉄塔の紹介
白石こころーどは、もともと1973(昭和48)年に廃止された旧国鉄の線路がありました。そして翌年に自転車と歩行者の専用道路として整備されました。
かつては白石サイクリングロードと呼ばれていましたが、2014年に改称されました。確かに、歩きの人も使えるのにサイクリングロードという名前は、イメージが自転車のみという印象を受けますね。
今は通勤、通学、ランニング、散歩と様々な用途でたくさんの人に利用されています。
しかし僕は、昔の名残りで未だにサイクリングロードと呼んでしまいます。場所はこちらです↓ 起点の東札幌周辺の地図です。
白石区東札幌のコンベンションセンターをスタートし、厚別区にある虹の橋まで続く区間がこころーどと呼ばれています。ちなみに、厚別区に入ると陽だまりロード、北広島市を入るとエルフィンロードと呼ばれます。合計で19.8㎞です。
そして!!白石こころーどと交差する鉄塔は、環状通上を走り、東区方面へ駆け抜ける澄川線、豊平区月寒からくる札幌連絡線と、南札幌幹線です。今回は、環状通は通らなかったので札幌幹線と南札幌幹線の鉄塔たちを撮影しました。
ちなみに、澄川線と札幌連絡線の終点でもある、東区苗穂変電所辺りの鉄塔たちのことを書いた記事はこちらです。お時間あるときにぜひご覧ください♪
札幌連絡線
最初に遭遇する鉄塔は、↑こちらの鉄塔です!この鉄塔のある所在地をマップで紹介します。
落雪防止のためのネットが被せられているので、鉄塔の線の濃さが強調されていますね!
すらっと細いながらも、力強さを感じさせます。周囲には会社、住宅、マンションがありますが、背の高い柵では囲われていないので、すぐ目の前まで近づくことができます。
正面から撮影しましたが、鉄塔の目の前ではなくこころーど内(トンネルに向かって少し下り坂になっています)から撮ったので、低い場所から高い位置にある鉄塔を見上げた感じになったので、より鉄塔の高さが強調されて、結構迫力がありました。
がいしの形が見どころです!二つのがいしが、今まで見た鉄塔よりも丸みを帯びているように見えて、可愛らしさを感じさせますね。この鉄塔は耐張鉄塔と呼ばれる、電線と並行してがいしがつけられています。ジャンパー線もあります。
全体的にすらっとして力強さはありますが、がいし(僕には鉄塔の手に見えます)が丸みがあって可愛らしいです♪
前後の鉄塔を撮影しました。この先には豊平区月寒東にある南札幌変電所があります。真っ直ぐと並んでいて、鉄塔が行進しているように見えてカッコイイです♪
前後の鉄塔たちは、電線を二つのがいしをVの字で吊り上げている懸垂鉄塔ですが、何故かここだけは耐張鉄塔で、がいしの形が少し違うことに気がつきました…なぜなのか気になりました。
おまけ画像ですが、少し枯れそうなヒマワリと一緒に撮影しました。それでは、次の鉄塔を目指してさらに進んでいきます。
南札幌幹線と鉄塔の大群を実感
先ほどの鉄塔からさらに15分程歩くと、スーパーマーケットのルーシーに到着します。その横に、南札幌幹線の鉄塔に遭遇します。
ルーシーの所在地をマップで紹介します。
先ほどの札幌連絡線の鉄塔と同じ耐張鉄塔ですが、撮影した角度なのか?面長な印象を受けます!
柵があって少し見えづらいですが、南札幌幹線 四九号 平3.1 と記載されています。僕より約2歳年上の鉄塔です…49号鉄塔、ということは、江別の変電所が起点で、終点が南札幌変電所だということがわかります。
見る場所を変えて撮影してみました。
この鉄塔も落雪防止のネットを被っていますが、あまり濃さというか太さを感じさせません。そしてやはり、面長な印象には変わりないですね。
この鉄塔の前後の鉄塔たちも撮影しました。(^▽^)/↓
江別方面へ向かっていきます。大きめの鉄塔がどこまでも続いていて、なんだか壮大な気持ちなりました。途中で高さが変わっていますね!高速道路と交差しているからか、地形が高くなっているのかと思います。
こちらは逆側の鉄塔(50号以降の番号)です。同じ形の鉄塔がどっしり、どんどこと並んでいて迫力があります(^▽^)/ 前後の鉄塔が比較的大きめで、且つⅤ字吊りの懸垂鉄塔です。49号鉄塔だけは耐張鉄塔で面長なのですね。スーパーマーケットの駐車場で土地の関係で、面長にさせたのでしょうか。
鉄塔の形で色々と考察するのがまたおもしろいです!!
この↑画像で交差している鉄塔は、千歳線と言い南札幌変電所へと繋がっている送電線です。この交差しているところがちょうど、東月寒公園という場所に当たりますが、以前の記事でも紹介させていただいています。お時間のある時にぜひご覧ください(*’▽’)
次は、交差している千歳線に着目してみました(画像真ん中の鉄塔です)。とても脚が長い鉄塔ですね!そして画像の一番左端の鉄塔は、民家のお庭に設置されています。そして次の鉄塔がこちらです↓
角度鉄塔と呼ばれる形をしています。角度鉄塔は必ず耐張鉄塔ですね!!直角に、電線の方向を変えて、清田区方面へと繋いでいます。よーく見ると、鉄塔の腕にワイヤーのようなものがフサーと出ています。なんだか電力を感じさせました。
カラスが休憩していました。カラスがうらやましいです。ジャンパー線、がいしの細部がより見えています。望遠レンズを利用してここまで見ることができて感動です。
鉄塔の足元です。柵で囲われています。拡大してみると千歳線 八号 昭47.7 と記載されていました。だいぶ古い鉄塔ですが、あまり古さを感じることはありませんでした。ここもスーパーマーケットの敷地内に建てられていました。
その先の鉄塔たちです。同じ形の鉄塔が続いています。ちなみに、奥に見える鉄塔と電線は十勝幹線です。結構見晴らしが良く、遠くまで見ることができました。
この辺りは、鉄塔の大群が見られて最高です。ずっと眺めていると、吸い込まれそうになりました。
鉄塔はないけどもうひと頑張り!虹の橋まで歩きました。
ルーシーを後にして、再び先へ向かって歩きました。15分程歩くと厚別川まで来て白石区と厚別区の境界まできました。もちろん、厚別川もこころーどは渡ることができます。川には虹の橋という橋が架かっています。
虹の橋の所在地を、マップで紹介いたします。
橋のアーチ部分は茶色いですが、柵の部分には七色の輪が並んでいます。角度を変えて、撮影しました。
少し錆が目立つので、いつ完成したのか調べてみたところ、1981(昭和56)年に建てられたそうです。今年でちょうど40年が経ちますね。
この40年もの間、人々が通るのを見守っていたのですね、ちょっと感動しました。写真を見て気がつきましたが、てっぺんに避雷針がついています。これで雷対策もバッチリです。
ちなみに、この日ではないですが、以前撮影した、虹の橋から撮った景色がこちらです!
脚の長い鉄塔がよく見えます。(^▽^)/ちなみに、右側にある少しデコボコした山は恵庭岳です。山登りはまったくやりませんが、僕は地味に恵庭岳のファンです。(笑) 札幌市内から恵庭岳が見えるとテンションがあがります。そして見つけると安心するのです♪
虹の橋からの眺めは、結構見晴らしが良くて、気持ちよかったです。
こころーどは、歩いていると色々な発見ができて楽しいです。この日は、大谷地で用事があったのでここまでの紹介ですが、また別の機会に、他の区間も歩きたいです。
本日のまとめ&おまけ画像
本日は、白石こころーどを歩いた時に遭遇した鉄塔たちと、こころーどからの眺めを少しご紹介させていただきました。
自転車でシューっと駆け抜けるのも爽快ですし、まったり散歩しながら自然や景色、そして鉄塔を眺めながら歩くのもどちらもオススメです♪
みなさんもぜひ、この記事を見て、お休みの日に訪れてみていただければ嬉しいです。
地下鉄東西線の東札幌駅から大谷地駅辺りと並走しているので、アクセスも良好です。
お待たせしました♪おまけ画像です。↓
南郷通との交差点にあったトンネルですが、ここの上は白石こころーどの続きの、厚別陽だまりロードが通っています。最初下から見たら、なぜ木が生い茂っているのだろう?と疑問でしたが、この横に階段があって、上がると陽だまりロードへ続いていました。
歩いているからこそ発見できたことなので、楽しかったです。
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
終
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