北海道百年記念塔~自然を感じながらリフレッシュできるスポットです!

車を使わないお出かけ

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みなさんおはようございます!鉄塔ファン歴25年の静原スズカです。今回は、鉄塔とは少し違いますが、鉄塔カテゴリーのうちの一つで記事を書かせていただきます。

札幌市民や周辺に住んでいる地域の方々は一度は見かけたことがある北海道百年記念塔について紹介いたします。

残念ながら百年記念塔は、取り壊されることが決定している建造物です…今回は、百年記念塔の撮影をしに、残り少ない日々を過ごす百年記念塔の姿を見に行ったときのことをご紹介していきます。

車がなくても行くことができ、自然もあってリフレッシュできるのでオススメです。

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百年記念塔の基本情報

記念塔の真ん中より下の辺りのガラス張りになっている部分が展望室です。

 

百年記念塔は、北海道の開道100周年の節目と、また北海道の未来への発展を願って1968(昭和43)年に建設が開始され、1970(昭和45)年に完成しました。

 

高さは百年にちなんで100mで、25階建てに相当します。

 

展望室が8階にあたる23.5mのところにありますが、2014年から現在進行形で入ることができません。

結構大きいですよね。東京タワーの約3分の1の大きさで、東京スカイツリーの約6分の1の大きさですよ!!(例えがわかりづらいですね…) 周囲には高い建物はないので、より目立ちます。

ちなみに、最上階には1978(昭和53)年から一般客は入れないのです…何があったのかは、色々と推察してしまいますね。

…そして現在は、百年記念塔の近くにすら近づくことができないのです…(´;ω;`)ロープで囲われていて、立ち入り禁止の看板が設置されています。

老朽化で、金属片が落下するようになり、大変危険な状態だからです。改修工事にも多大な費用がかかってしまうので、2018年に取り壊しが決定してしまいました。詳しい取り壊しの日程はまだ決まっていませんが、来年の2022年が怪しいですね…

所在地:札幌市厚別区厚別町小野幌53‐2

最寄り駅:JR函館本線森林公園駅から徒歩23分

最寄り駅は森林公園駅ですが、僕は新札幌駅からバスで乗っていくのをオススメします!

なぜなら、「開拓の村行」のバスに乗れば、途中のバス停が百年記念塔のすぐ近くにあるので、ほとんど歩く必要がないからです。時間帯が合わなくて、百年記念塔のすぐそばを通るバス路線がなくても、他のバス路線を使えば国道12号線にあるバス停から徒歩10分ほどで行くこともできます。

それでは、アクセス方法をご紹介します。

オススメのアクセス方法

当日、僕が使ったアクセス方法です。

  • JRまたは地下鉄で新札幌駅、または新さっぽろ駅まで乗車します。
  • 新札幌駅のバスターミナルの北レーンから、「開拓の村行」バスに乗ります。
  • 「野幌森林公園」停留所で下車すると、目の前に百年記念塔が見えてきます。

まずは、JRか地下鉄東西線を使って新札幌駅へ行きます。乗車料金は、

JRで札幌駅から乗車した場合は片道340円です。

地下鉄東西線で大通駅から乗車した場合は片道330円です。

バスターミナルの北レーンの方へ行きます。バスターミナルは、商業施設のduoの1階部分にあります。

画像では見えづらいですが、10のりばでジェイアール北海道バス 開拓の村 行 文京台・野幌・江別方面 と書かれています。

10番のりばへ行きますと、最寄りのバス停まで行くバス路線に乗ることができます。先ほどもチラッと書きましたが、江別方面行のバス路線はほとんどが12号線を通るので、開拓の村行きのバスに乗らなくても、百年記念塔へ行くことはできます。10分ほど、緩やかな上り坂を歩きます。

バス料金はいずれの行き方でも210円かかります。

江別方面行のバス路線は複数あるので便利です。

画像内の一番左側の路線(新22 森林公園駅・北海道博物館経由 開拓の村)を使って行きました。乗車して15分以内で、野幌森林公園停留所へ到着します。

遠くにかすかに鉄塔、南札幌幹線が見えています。

バス停の横は駐車場があり、そこから遊歩道の階段を使って百年記念塔へ進んで行きます。

振り返ると、厚別の街が見えました。この坂道の下に国道12号線があり、さらにJR森林公園駅があります。この坂道の両側には学校と住宅街がありますが、一歩木々を挟んでいるだけで異世界にいるような気持ちになります。

近所の人も、散歩に利用しやすそうでうらやましいです。

百年記念塔と感動のご対面&感想

この日は最高気温34度で、14時頃に訪れたのでとても暑かったです。しかし、暑すぎて人はほとんどいませんでした。

遊歩道の階段をいくつかあるのを上がって行くと、だんだんと記念塔へと近づいて行きます。この遊歩道真ん中にある丸い木の辺りには、かつて噴水がありましたが今はなく、カラカラになっていました。施設の所々に老朽化が進んでいることに気が付きます。

ここへ訪れたのは初めてではなく、小学校の頃に初めて訪れました。…僕はうろ覚えですが…展望室までエレベーターで登ったのか、それとも階段しか使えないから断念したのかが覚えていないのです。

また、2014年に訪れたときも、記念塔の足元へ行くこともできました。足元には、浮き彫り(レリーフ)の絵があります。いつ訪れても、なんだかノスタルジーな気分に浸れる、そして気持ちが落ち着く個人的パワースポットの一つです。

この画像は、2018年に訪れた時のものです。

こちらが浮き彫りの絵です。右側の足元には出入口があります。その横にも看板がありますが、何と書いてあるのでしょう…

この2018年の画像でも、老朽化が目立っているのでもっと進んでいるかな?と思いましたが、それほどでもありませんでした。

カメラで撮影してみました。

モノクロで撮影すると、さらにレトロな感じが増しますね。

相変わらず、周囲はロープで立ち入り禁止です。

近くで見上げると、とても大きく見えますが、上にいくほどシュッと細くなっているのでそこまで圧迫感?はありません。もう取り壊すのみなので、メンテナンスはしていないようですが自力でここまで立派にそびえたっていて、感動を覚えます。

この場所に半世紀、静かに佇んでいて、札幌周辺の移り変わりを見てきたのかと思うと、涙が出てきます。実際は出ませんでしたが(笑)でも、ジーンとします。

周囲に遮るものがないので、吹きさらしにも耐えて傷んでしまったのですね…それにしても、取り壊すのがもったいないです。

安全第一なので、仕方のないことですが…

こちらもカメラで撮影です。望遠の力発揮しています。

展望室も撮影しました。空気がこもっているように見えます…エレベーターは保守点検用に使われていて、一般客は使えないので展望室まで階段で昇り降りしました。

設計の段階では、もっと頂上近くに展望室を設置する予定だったようです。外壁の色がだいぶ薄くなっています。

別角度から撮影しました。

百年記念塔のおもしろい所は、四方から見る角度によって形が違って見える所です。先ほど紹介した正面からの画像は、北という漢字に見えますが、この横から見たら長方形に見えますね。設計の方々、センス良すぎます。こういう形って、あまり見かけたことがないのでおもしろいですね!!

四方から見てみると、全て違って見えて見ごたえがあります!!

記念塔の足元周辺には、かつて池になっていて水が張られていました。

今は何もかも、老朽化で無しになっていて寂しいです。

少し周囲を散歩しました。

百年記念塔の近くに、このように半地下になっている休憩所があります。なんだか秘密基地みたいでワクワクします。

自動販売機とベンチ、テーブルがあり休憩できますが…虫がブンブン飛んでいて休まらなかったです(笑)

ここもかつては、小学校の校外学習で使われていたように見えました。森の自然教室と書かれた看板がかけられていました。

タイムスリップした気分になります。

階段を再び上がると、元の遊歩道に戻れます。

帰り道は、12号線まで歩いて別のバスで帰りました

1時間滞在して、帰ります。行く時に乗ったバス停は駐車場の目の前にありますが、帰りの新札幌行のバス停は坂の途中にあります。

しかし、バスの時間が合わなかったので国道12号線のバス停まで歩くことにしました。バス停の横にベンチがあるので、待つこともできます。

下り坂なので歩きやすいです。

15分ほどでバス停 厚別東小学校前 から乗ります。

江別方面からバスがコンスタントに来ます。便利です。そして、再び新札幌のバスターミナルへ帰りました。

最後に

本日は、野幌森林公園にある北海道百年記念塔へ訪れたときのことと、そこへのオススメのアクセス方法を紹介させていただきました。

野幌森林公園は、他にも開拓の村や北海道博物館と、何度訪れても、楽しい場所です。ただ現在は、休館中なので、また落ち着いたら訪れたいです。

その時は、またご紹介していきます。

もうあと何年かしか見ることのできない百年記念塔、写真に収めて当ブログで紹介することができてよかったです。

ぜひ皆さんも、お散歩がてらに訪れてみてください。ただ、周囲は森林に囲まれていて、クマの目撃情報もあります。注意が必要です。

札幌市内を撮影しました。

冬の空気が冷えて澄んでいる時期に訪れれば、札幌市内を一望できます。札幌ドームが見えます。

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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