静原スズカのまったりブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、「転職を2回繰り返した私のたどり着いた答え」の体験談をご紹介します。
もし私と同じように、「今の仕事は合わないから、パート転職しようか迷っている」、「家事とパートの両立が大変」と思っている方の参考・共感になれれば嬉しいです。そして思いもしなかった行きついた先、これからの決意などもご紹介します。
よろしくお願いします。
※記事の随所に雄大な山々の写真も併せてご紹介します。どうぞお楽しみください。
どんな仕事をしても、自分の無理のない範囲でやっていくことが大事
独身時代で働いていた時も大変でしたが、結婚して家族のため・子どものために働くとなると、やはり背負うものも大きくなります。また、仕事だけでなく、帰宅後は家事・育児とやることも増えてしまいます。自分の時間もグッと減ってしまいますね。
皆さんにお伝えしたいことは、どんな仕事をしても、自分の無理のない範囲でやっていくことが大事ということです。
心身ともに体調を崩してしまっては、元も子もなくなってしまいます。
私の体験談も交えてご紹介していきます。
未経験に挑戦!結婚を機に接客業のパートに転職しました
18歳の高校卒業時に、アルバイトとしてパン屋の調理の仕事に就いたのが、私の「働く」人生の始まりでした。そこから準社員になり、結婚(をする約半年前)のために26歳で退職しました。約8年半という長い期間でしたが、その時の私はもう、日々の仕込み、商品づくり、土日祝・盆暮れ正月関係なく働く職種に嫌気がさしていました。
特に次のあてもなく退職したのですが、その時のことを今にして振り返ると「考えが甘く、準備不足」だなと強く感じています(しかし私の人生、これまでもそしてこの先も、「考えが甘く、準備不足」が付いて回っているのはまた別のお話)。
結局、スキルも根性もない高卒は、何社か面接に落ちただけで心が折れ、そして無職というのに耐えきれずに、2ヶ月ほどで「なんとなく未経験の接客に挑戦したいから」転職しました。
※こちらの記事では、接客のパートをした時の様子が詳しく紹介されています。よろしければご覧ください。
※北海道の道南にある駒ヶ岳の写真です。
ちょっとしたお客さんの言動・行動に傷つく
転職先は、アパレルでした。会社では優しい方が多く、もともと洋服は好きな方で、仕事自体は楽しかったです。そしてしっかりと研修もあり、大企業なので会社自体は悪くなかったのですが…。
「入社して10日経ち、初めて店頭に立って僅か10分後にお客さんから𠮟られる」という失態を犯してしまいます。もともと機転が利かないタイプで、不測の事態に弱いので、いきなりお客さんから話しかけられてフリーズしてしまったのです。すると相手を怒らせてしまい
「あんた、一体何年やってんのよ?」...(私の心の声)「いや、今日が初めて店に出たんですけどーーーーー!」
と言われてしまいました。今なら、うまくあしらって切り抜けることができますが、当時の私は「あーもう、私接客に向いていない、辞めたい」と心を閉ざしてしまいました。
心の中ではすっかり、接客アレルギーを発症していますが、周りの仲間の助け・すぐに辞めてはカッコ悪いというプライド・もう、あの無職期間はコリゴリという感情により、なんとか4年は働くことができました。
接客スキルゼロの私でしたが、なんとか50%くらいまでスキルアップできました(ついでにパソコンスキル・電話対応・受付業務・レジ業務も習得できました)。しかし、やはり接客アレルギーは治らず。というか、日に日に悪化し、店のカウンターに立つこともできなくなるほど、お客さんが怖いという感情に支配されました。
※北海道のニセコにある羊蹄山の写真です。
接客のパートを通して、「自分って思った以上に繊細(HSP)だな…」と凹む日々でした。そんなHSP主婦が好きなこと5選を記事にまとめました。共感していただける内容かもしれないので、よろしければご覧ください。
返り咲き?!飲食店キッチンパートに転職!
心が限界に達していた私。とはいえ、前回の教訓で「あてもなく退職するのは良くない」と心得たので、「転職先を見つけてから接客パートを辞めよう」という答えに行きついたのです。
目を付けたのは、飲食店のキッチンのパート。なぜ一度は辞めた飲食業に、また戻ろうと思ったのかと言うと「接客がないだけだいぶマシ。あとは経験もあるから…」という安直な理由でした。
人手不足ということもあり、面接へ行くとその場で即採用!されました。そして、逃げるように接客パートを退職することになりました。
※北海道の函館市にある函館山の写真です。
転職して約半年経ち…身体の不調が
以前の接客パートは週4日・9:30~17:30と安定した時間帯で働いていました。新しく始めた飲食店のパートは、ディナーの時間帯を主にシフトに入ってほしいということだったので、16:00~22:00(ただし、作業が早く終われば22:00より早く上がることもできる)・週4~5日で働くことになりました。
夜型のシフトにはなってしまいましたが、昼間に家事を済ませてからパートに行ける・同じ時間帯は学生が多く人間関係の煩わしさはない・22:00を過ぎれば時給が上がる…などなど思ったよりもメリットが多かったです。
そして、接客をしなくてもよいという点で、ストレスが激減しました。
しかし、思わぬ落とし穴?もありました。それが、
人手の足りない時・土日祝は12時間勤務のシフトに入れられることが増えてきた ということです。
完成したシフトが配られて、オープンからラスト作業(例:10:00~22:00)という日を目にした時は…衝撃が走ってしまいました。
面接の時は、「土日祝など8時間勤務の日も入ることがありますが可能ですか?」と聞かれました。それは了承しました。今でもハッキリと覚えています。
「え…?フルタイム勤務って、8時間なんじゃないの?」とか、「忙しくて残業して12時間経っていたならまだしも、最初から12時間勤務って、きつすぎない?」とモヤモヤが頭の中をグルグルと渦巻いていました。
とは言え、「周りの人も12時間勤務を何日もこなしているし、社会保険を付けていただいてるので、不満を言ってはいけない…」と思いながらシフトをこなしました。
そしてとうとう、週6日・12時間勤務の日が重なってしまい、体調を崩してしまいました。転職して、半年近く経った日のことです。思うように身体が動かなかったのもありますが、精神的にも辛くなってしまいました。
一応は主婦ということなので、合間に家事もするので、常に気が張っている感じです。家事は基本手抜きなのですが、「手抜き」とは言え「まったくやらない」というわけではないので、これが主婦の大変なところのうちの一つですよね。
ここで、誤解はしないでいただきたいのですが、人間関係・仕事内容はまったく不満はありません!確かに、忙しくて大変なのは事実ですが、楽な仕事はないので、そこは覚悟して入った飲食店パートです。
※青森県にある八甲田山の写真です。
もうここで働き続けるのは厳しいです…上司に直談判!
積もり積もった感情・そして体調不良で一気にどん底に落とされた気持ちになり、「ここで働いて半年近く経ったけど、この先も12時間勤務などたくさんシフトを入ることになると、家事との両立ができなくなるので、体力的に続けることが厳しいです」といった内容を、上司に相談しました。
また、「社会保険を付けていただいて、たくさんシフトに入れてくれるのはありがたいのですが…」という感謝?の思いも同時に伝えました。
※あまり「辞めます」という切り札を使って、不満ばかり伝えるのも、難しいですよね。ここは柔和な感じで話しました。
すると、思ったよりも?すんなりと上司は私の思いを汲み取ってくれて、
当面の間は、12時間勤務を入れないでシフトをセーブし、また体調が良くなったら今後の働き方を考えていきましょう
ということに落ち着きました。
家事も仕事も、無理はしない範囲でやっていこう!!
そういうわけで、現在は短時間の週3~4回のシフトで組んでいただいているおかげで、心身ともにだいぶ落ち着いてきています。
今は、「あの時ちゃんと上司に相談して、本当良かった」と思っています。それがきっかけで、コミュニケーションも取ることができて、私もリラックスして仕事に取り組むことができています。
こうして半年間を振り返ると、転職して気が張っていた、というのもあったのです。一人で抱え込んでいた部分もあります。なかなか慣れない職場で、最初から自分の意見を言うのは難しいですよね。
また、自分の限界、ここから先無茶すると、体力・精神的に厳しいぞというのもわかった気がします。
※20代なら若さと勢いで多少の無理も利きましたが、30代に突入すると、そうは行かないのですね。
また、こう言ってしまえば身も蓋もないかもしれませんが、自分って会社で働くことが嫌なんだなということも強く実感するようになりました。しかし、嫌だけど働かなくては生きていけません。生活していかなくてはなりません。これからは、無理をしない範囲でやっていこう、と心に決めました。
今はまだ勉強段階なのですが、いずれは在宅ワークで生活していきたいと思い、日々奮闘をしています。幸い、人よりは少しだけ文章を書くことが好きなので、こうしてブログを通して皆さんに伝えていきます。
もしも、同じように働き方で悩んでいる方がいらっしゃったら、無理をしない範囲でやっていってほしいです、と伝えたいです。
※北海道の札幌市にある手稲山とその山々の写真です。
今回の記事のまとめ
- どんな仕事でも無理をしない範囲で働いていくのが一番良い
これは、主婦パートとして仕事をしていく上で、とても大切なことだということをみなさんにお伝えしたいです。しかし、家族のため・生活のために働かなくてはいけない事情がある方が大多数でしょう。
中には、「そんなのは甘えだ!主婦とはいえ働いている以上は責任を持って働け!」という方もいらっしゃるかもしれません。それは一つの大事な意見です。
しかし、家族の中でかけがえのない存在であるには変わりません。無理をしすぎて体調を崩してしまっては、自分自身も辛いし、家族も辛いです。職場にだって、休みすぎると巡り巡って迷惑をかけてしまいます。わがままになりすぎずに、そして仕事は責任を持って取り組み、あとは自分の無理のない範囲で行っていくのが一番大切なことであるということが、今回私の体験として、みなさんの何かの参考になれれば嬉しいです。
こちらの記事では、「会社で働きたくない!だけど働かなくては行けないので自分との折り合いのつけ方」を詳しくご紹介しています。よろしければご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり
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